頭が、気持ちが、ゴチャゴチャしている時。(1)

じぶん調整

頭が、気持ちが、ゴチャゴチャしている時。(1)

頭が、気持ちが、ゴチャゴチャしている時は、
解決策として2つの選択肢があると思います。

◆吐き出す。
◆整理する。
あなたの状況は、どちらが適していそうですか?

【吐き出すのが適していそうな状況】
〇頭や身体の中に、同じ想念がグルグルとまわり、落ち着かない状況。

→感情は、自分の中でこねくり回していると、余計に増幅してしまいます。
何とか、「吐き出す」方法を考えましょう。
(参照:こういう状況の時に使う、「ホワイトチェストナット」という
フラワーエッセンスもあります。)

→その想念に囚われる、正体はつかんでいますか?
正体をつかむためにも、気持ちを紙に書き出す、書きなぐる

もしくは信頼できる人がいるなら、その人に状況を話す、聴いてもらう
などの方法が考えられると思います。

→さらに、もう何度もこねくり回している感情で、正体もある程度分かっているのなら、
とりあえずもう、「考えることを放棄」つまり「ブン投げて」しまって、
新しい環境、人、本、自然の所に行き、
今までと違う視点や思考、”気”を浴びてくる
ことも、有効だと思います。

悩んでいる時というのはどうしても、
同じ視点や思考、”気”の中に、埋没してしまいがちなので。

〇漠然とした不安感や焦り、怒りに襲われている。駆り立てられている。
→これも、まだ正体をつかんでいない、もしくはあえてフタをして、
認めようとしていない感情があるのかも知れません。

感情は、無理に抑えようとしたり、見て見ぬフリ(存在を認めないなど)
していたりすると、余計に内の中で増幅
します。
また、ささいなことで刺激され、過敏に反応する結果になったりします。

まずは正体をつかむために、その感情に向き合ってみる
(出してみる)といいと思います。

(参照:フラワーエッセンスの アスペン、マスタード、スクレランサス
ホワイトチェストナット、ワイルドオート
など。)

〇自分でも認めたくない、醜い感情に襲われている。
感情自体、または感情が起こることに、いいも悪いもありません
何かの状況に対して、自分はそう感じた。ただそれだけです。
その感情に対して、存在は認めて下さい

その感情を、自分が好ましく思うかどうか、
またどのように外に出すべきか、出さないべきかは、また別の問題なのです。
そこはきちんと、区別して捉えて下さい
そこをごっちゃにしていると、苦しくなります。

先に何度も書いたように、感情はフタをしようとしたり、抑えようとしたりすると、
余計に増幅してしまうのです。
まずは、その感情の存在を認めるために、紙に書き出す、
信頼できる人に話してみるなどの、感情を「出す」「表す」作業を考えてみて下さい。

【整理するのが適していそうな状況】
「頭が、気持ちが、ゴチャゴチャしている時。(2)」の記事で説明します。

【感情について参考記事。】
〇鏡の法則、野口さんのブログ記事
・『感情に支配されないための「感情の法則」とは?』 
・『「心の傷(トラウマ)」と「感情の整理」と「コミュニケーション」!』

〇私のブログ記事
・『感情を排泄する。』  
・『自分がダメな時。他人の”気”を浴びる。』  

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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