ダブル否定語を使わない。

じぶん調整

ダブル否定語を使わない。

いきなり、タイトルから否定語なんですけど。(^^;)

「否定語」、「マイナス語」は使わない方がいい。
なぜって、脳は発した(想像した)言葉のイメージを、
そのまま鵜呑みに捉えちゃうから。
みなさんご存知の通り、言葉が脳に与える影響って、かなり大きいんですよね。

自分が、普段何気なく使っている言葉。
その言葉や、口ぐせのせいで、
自分自身の感情やモチベーションも下げているとしたら・・・?


うわーもったいないですよね~!

でも私、結構否定語使ってました・・・。反省です・・・。

尊敬する野口嘉則さんが、ご自身のブログでこんな分かりやすい例を挙げていました。
あんまり分かりやすかったので、ここで紹介します。

==========以下、記事からの引用==================

たとえば、次の2つの言い方を比べてください。

(1)「頑張らないと、私の業績は上がらない」
(2)「頑張れば、私の業績は上がる」

一般的に(1)の言い方だと、業績を上げることが難しい感じがして、モチベーションが下がります。(2)の言い方だと、業績を上げることができそうな気がしてきて、意欲が湧いてきます。(1)の言い方「・・・しないと~~できない」はダブル否定と言われ、モチベーションを下げる言い方なのです。

自分で(1)の言い方をした時、脳は自分が発した言葉を聞いて何をイメージすると思いますか?
そうです、頑張りきれなくて、業績を上げることができない自分の姿をイメージしてしまうのです。

一方、(2)の言い方だと、脳は、頑張って業績を上げている自分の姿をイメージするのです。脳はイメージに反応して、自分をイメージどうりに動かすのです。

======================================

なんてこったい!
よく使ってましたよ、ダブル否定語!
特に、子供たちに向かって・・・。

「早く着替えないと、(観たいテレビ番組が)終わっちゃうよ。観られないよ!」
(着替えが終わるまで、BSでやっているポンキッキを観せないことにしている。)

「早く歯磨きしないと、(寝る前の)本を読んであげないよ。」

そっか・・・。
口うるさいだけでなく、ダブル否定語で、
さらにモチベーションを下げさせていたのね・・・。(>_<)

とりあえず私は、今日から、
“ダブル否定語”を”肯定語”に変換して使うように、努力します!

ちなみに下の本。

言葉がもたらす偉大なパワーについて、医学博士でもある佐藤富雄氏が、
生理学などの観点から、分かりやすく説明しています。オススメです。

この本を読めばきっと、あなたもその気になって、
言葉や口ぐせを気をつけること、間違いナシ!
私も、もう一度読み直したいと思います。

こっちも、同じ佐藤富雄氏の本。

紹介した野口さんの記事を読んでも、いいかも知れませんね。そちらもオススメです。

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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