感情を排泄する。
最近、カウンセリングさせてもらったり、友達の悩みを聞いたりして、
つくづく感じている。
「感情」も、排泄しないと大変なことになる!
「排泄」なんて言い方は、抵抗あるかも知れないけど、抱いている感情によっては、
「排泄」という言葉の方がぴったり来る時もあるかも知れない。
先日、看護師をやっている友達と、「排泄」の大切さについて熱く語り合った。
彼女が看ていた、ある患者さん(お婆ちゃん)は、
いつもあまり食事を口にしなかったのだそうだ。
でも、少しは食べているはずなのに、全く便をしない。
食べているものはあるはずなのに、それらはどこに行ってしまったんだろう・・・。
彼女も、ずっと気にして声は掛けていたようなんだけれど、
そんな状態が一ヶ月近くも経って、これはマズイということで、
浣腸などの処理をしたらしい。
そうしたら・・・!
やっぱり、ものすごい量の便が、お腹に溜まっていたのだそうだ。
そしてその後、今までろくに食べられなかった食事を、
その患者さんはしっかり食べられるようになったのだと言っていた。
「出さなきゃ入らない。」
それを、目の当たりにして改めて実感したと、彼女は言っていた。
本当にそうだな、と思う。
そして感情も。
感情って、ふたをしたり、抑えつけようとしたりすると、
腹や胸の中で、ぐるぐるになって、増幅、膨張していく気がする。
認めたくない感情って確かにあるけれど。
例えば、嫉妬とか、怒りとか、恨む感情とか・・・。
でも、そういう感情が起きているのに、それを認めようとしないで、
無理やり抑えつけようとすることは、何の解決にも解消にもならない。
抑えつけようとすればするほど、パンパンになって、苦しくなってしまう。
感情が起きること自体は、全然悪いことじゃないのに。
ただ、その感情の「表し方」を、考えればいいだけのことなのに。
人にぶつけたり、一気に爆発させたりが好ましくないことはもちろんあるけれど、
そうではなくて、日記や紙に書きなぐるとか、誰もいない所で口に出すとか、
そんな「出し方」だったら、別に誰も非難しない。
非難するのは自分自身だけだ。
自分の中に、溜めて溜めて、ふたをしている感情があったりしたら、
他の人の弱さや感情を受け入れる余裕なんて、全然空かないかも知れない。
ほんといっぱいいっぱいでそれどころじゃないよね。
そして、普段の生活の中で、抑えている感情を刺激されるようなことが起きると、
過剰なほどの反応をしてしまう、というのは、そのためなんだろう。
すでに、いっぱいいっぱいの風船のような状態になっているから。
だから、ガス抜きしたり、排出したりすることは、本当に大切だ。
出せば、ラクになることも多いんだから。
出せば、別のものが入ってくる、スペースが空くのだから。
汚いと思う感情も認める。
そして、上手に排泄する。
私たちは人間なんだから、綺麗なだけなんてあり得ない。
排泄しないなんて、あり得ない。
私は夫の実家に同居して、4年目になります。
引っ越して3年目までは、年に一度(いつも12月)必ず顔中赤い吹き出物が出てました。
皮膚科に行ったら先生がひとこと。
「何か環境変わってません?例えば同居とか」
・・・自分で自分の感情を抑えつけていたら、
湿疹になって顔に出たってことですね。
昨年末、「赤い吹き出物」が出ませんでした。
ヒーリングや、ママイキ、ハピチアを通じて、
自分の感情を成仏させることができはじめたんだなぁと、自分の顔で実感してました(笑)
ユイさん、
コメントありがとうございます。
感情を抑え、自分自身でも気がついていなかったら、吹き出物など別の形で身体に現れた・・・という話は、よく聞きますよね。
ユイさんも同じような経験をされていたんですね。
改めて、我慢強い方なんだな…頑張っていらっしゃるんだな…と感じました。
感情の排泄、成仏、いろいろな言い方がありますが、とにかく「認めて」「出してあげる」こと、大事ですよね。
今は、夢に向かって生き生きと頑張っていらっしゃるユイさん、本当によかったです。
感情の排泄ですか。
自分の感情にフタをするのがいいことのような風潮があるけれど「出さなければ入らない」という言葉ではっとしました。
人の感情を受け入れられる女性になるためにも、私も感情の上手な出し方について考えてみたいと思いました。
はじめまして。
ママイキの検索から参りました。
感情だけではなく、モノとの付き合いも同じですよね。
一つ買ったら一つさよならする・・・と思うと、買い物は慎重にしないとと思います。
教員されていたのですね。私はいま育休中で、起業やママのためのワークショップなど興味があって調べているところです。教員から起業なんてすごいですね。女性起業塾、興味あるんですけどね・・・なかなか子持ちで通うのは難しそうです。
ナオミ6200さん、
コメントありがとうございます。
>「出さなければ入らない」という言葉ではっとしました。
私も、友達の看護師の言葉には、はっとしました。
「出し方」を、考えればいいんですものね。
私は、ついつい子供にぶつけてしまう時があるのですが、
それは反省しなければと思っています。(^^;)
あきのり44さん、
こちらこそ、はじめまして。訪問&コメント頂き、ありがとうございます。
>感情だけではなく、モノとの付き合いも同じですよね。
なるほど~。 そうですね。
溜めていけば溜めていくほど、モノを大事に使わなくなるし、生かせなくなるし・・・。
いい発見をありがとうございます。
あきのり44さんも教員なんですね。育休中、いろいろと考えてしまう時期かと思いますが、それもまた良い機会ですよね。
女性起業塾は、2週間に1回のペースなので、私はダンナに子供をお願いして行っていました。ただ、宿題や課題がたくさん出るので、かなりハードな期間になるかとは思います。(^^;)
いろいろ調べて、じっくり検討されて下さいね。