メディア情報を疑う

じぶん調整

メディア情報を疑う。ウクライナ問題について

連日報道されている、ウクライナ問題

私も戦争反対の立場ですし、今、ウクライナで起きていることは、本当に許されない、非道なことだと感じています。
ですが、メディアの報道が

「ロシア = プーチン = 絶対悪」

の「一色」になっていることは、
どうも気になってしまいます。


ロシアは こんなに極悪非道!
ウクライナは こんなに可哀相!

…と、やたら情に訴える報道スタイルなのも、気になるところです。

「悪」や「正義」の構図が、
あまりに単純に、ステレオタイプに表現されていて・・・。

私はつい、

◆そんなに分かりやすく、完全正義や完全悪の話なんだろうか?

◆できれば、ロシア寄りの情報や視点も知りたい。

◆どちらが正義とか 悪とかいう、
”ジャッジする視点”が外されている、客観的・第三者的視点の説明がほしい。

第三者的に、歴史的背景や世界情勢、これまでの経緯を語ってくれるような説明はないのだろうか。

そんなことを思ってしまい、時々、ネット情報など探してしまう時もあります。

 

あの戦争犯罪、あの加害行為 自体は、本当に許されないものです。

ですが実際、「加害者」は誰なのか。
そして、この「加害行為」には、どのような事情や背景、周囲に与える影響があるのか。
どこかで、利益を得ている人や国、思惑はないのか。

・片方だけの 言い分や視点
・騒ぎ立てる人の 一方的解釈

だけで、判断したくないのです。

日本は 当事者国でないのだから、余計に、両者や第3者の意見、情報を並行して、客観的に伝えてもらいたい。
一方的な、一面的な情報だけで、振り回されたくない。

そんなことを考えてしまいました。

メディアに批判されていた、嫌われていた側の視点を知れる本

そんな中、たまたま知る機会があって、
話題になっていたこの本↓を最近 読んでいます。

★「嫌われた監督 ~落合博満は中日をどう変えたのか~」
鈴木 忠平 (著) 2021/9/2出版

ちなみに私、野球も落合さんも、
あまり興味がなく、
名前くらいしか知りませんでした。(笑)

でも そんな私でも、なかなか興味深く読める、読みやすい本でしたよ!

ふだん野球を見ている人なら、きっと、かなり面白い本だろうと思います。

メディアなり、一般野球ファンに嫌われ、否定されていた「そちら側」には、どんな思いや事情や背景があったのか。

そんな「嫌われた側」のことが、知れる本です。

プロ野球という世界自体もそうですが、

・自分の知らない世界
・自分とは別の意見
・多数派と異なる視点

を知ること。
その大切さを、改めて感じさせてくれる本でした。

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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