愚痴っちゃいけない、ホントですか?

じぶん調整

愚痴っちゃいけない、ホントですか?

まじめな人で、こう考えている人がいます。

「愚痴っちゃ いけない。」

「言い訳は いけない。」

「ネガティブなことは、言っちゃいけない。」

・・・そうでしょうか?
私は、お作法さえ 気を付ければ
↑(ここは大事)

・愚痴っていいし、
・言い訳してもいいし、
・ネガティブなことを言ってもいい!
と思います。

 

なぜ、愚痴や言い訳を 言ってもいいのか?

・・・だって、
言いたいことがあるのに、
「言わない」「言えない」なんて、
健康に悪いじゃないですか。

「溜める」
とか「ガマンする」とか、
やっぱり、心身には負担ですよ。

それに、
あなたの愚痴、
あなたの言い訳、
もっともなことかも知れない。

相手にも、
分かってもらうべきこと
かも知れない。

相手だって、
「そういう事情があったなら、
教えてくれれば良かったのに」
と思うかも知れない。

ヘンに
自主規制をかけ過ぎること。
私は、良いことだと思いません。

 

でも、出し方には要注意。

ですが、
その愚痴や言い訳やネガティブ発言の
出し方には、要注意!
ですよね!

最初に書いた、
「お作法」の部分です。

不満があるからと言って、
・直接 相手に訴えたり、
・口の軽い人に愚痴ったり、
・時間や場所をわきまえずに出してしまったり、
・・・などをしたら、

危険な行為になる
ことも、十分ありえます。

そこは、まずは
安全第一です。

「それ」(愚痴や言い訳)を伝えて、
大丈夫な人か。
分かってくれる人か。
守秘義務が守れる人なのか。

伝えることの、
メリットや デメリットも、
もちろん考えていいと思います。

それから、
言葉の選び方とか、
表現の仕方も、
もちろん、検討したいですね。

場合によっては、
誰か、別の人には話さずに、

自分一人でボヤいたり、
クソー!とか叫んでみたり
するのも、
アリ!だと思います。

心身の健康のために、
とりあえず「溜めない」で、
ガス抜きだけはしてあげる
イメージです。

私もね、
昨日はちょっと腹立つことがあったので、
近所の公園まで、
ガシガシ、大股で歩いて行って、
「まったく!」
「いい加減にしてよ!」
と、ブツブツ ぼやいてきましたよ。(笑)

15分も歩いたら、
だいぶスッキリしました。

安全に出せる、人・場所・方法を確保する

人間も動物です。
イヤな思いをしたら、
ストレスを感じるし、
怒りも、反撃したいエネルギーも湧きます。

あるいは、
落ちこんだり、
「ちゃんと 分かってもらいたい」
「誰かには 理解してもらいたい」
そんな欲求や衝動が
湧くことも、もちろんありますよね。

そんな時に、
「安全に」それを出すことが出来る、
人・場所・方法を
持っておきたい
ですね。

 

 

 

 

アイバランスは もちろん、
どんな愚痴も、
どんな思いも、

そのまんま、
否定をせずに、伺います。
(守秘義務も当然)

そして、
愚痴るだけ、
話を聴くだけ、では終わらずに、
では、どうすれば良いのか。
現実的な、具体的な解決策についても、
一緒に考えていきます。

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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