やっぱり、ココロとカラダを
だますことは出来ないんだな…
現在は、「大学時代」を書いています。
▼四葉ストーリーの「大学時代」記事一覧
【15】大学1年。実家から通学したけれど。
【16】大学2年。仕送りは一切いらないから。
【17】2番めの彼氏。初めての愛される喜び。
【18】普通のバイトじゃ間に合わない。
【19】短時間高収入の代償。
【20】心と体はだませない。努力にも限界がある。←今回
いよいよ、大学時代シリーズのまとめです!
ココロとカラダは だませない。
ところで、大学時代の友人が
このブログを読んだら、多分、
「全然、そんな風には見えなかった!」
と言うと思います。
私自身も、「平気平気!」と、
充実の大学生活を過ごしているつもりでした。
ですが 私の内側では、
全然平気じゃなかったんですね。
「アタマ」と「ココロ・カラダ」が、
解離している状態だったんです。
先日、アイバランスサイトでもご紹介した
「ポリヴェーガル理論」。
この理論を学んだ今なら、分かります。
当時の私はストレスがかかり過ぎて、
いわゆる、
「凍りつき・解離状態」になっていたんですね。
「麻痺状態」と言ってもいいと思います。
だから、自分のアタマでは、
「平気! 割り切っている!」と
思っていたけれど、
ココロやカラダは、全然そうじゃなかった。
だから時々、その凍りつきが
「少し溶けた時」だと思うのですが、
ものすごい焦燥感に駆られたり、
涙が止まらなくなったり
することがありました。
一時期は、明らかに病んだ状態になり、
精神科のクリニックや
精神保健福祉センターに
相談に行ったこともあります。
でも、正直あまり救いにならず、
1回だけで行くのをやめてしまいました。
(あの頃、私のようなカウンセラーが近くにいれば!(笑)
タイムマシンに乗って、当時の自分に会いに行ってあげたいです。)
▼前回記事で書いたように、ハグしてあげたい!
カラダにも、後になってから、その影響が出ました。
大学を卒業してからになりますが、
胃などに潰瘍ができて、1ヵ月も入院してしまいました。
当時の私のように、麻痺して、
自分の心や体の声を無視し続けると、
カラダがいよいよ悲鳴をあげて、
体調不良や病気になってしまうことがよくあります。
産業カウンセリングをしていた頃も、
そんな感じで体調を崩された方、
休職にまで至った方を何人も見てきました。
努力にも限界がある。
まじめな人ほど、
「自分が頑張れば。」
「周りに迷惑を掛けたくないから。」
「こうするしかないから。」
などと考えて、
自分に無理を重ねてしまいます。
でも、
無理なものは無理なんです。
1人で背負いこむにも限界があります。
例えば、
ブラック企業、
ワンオペ育児、
DV夫と暮らしている女性など…。
真面目で一生懸命な人ほど、
その状況のまま、
「努力」「根性」「自己犠牲」で、
何とかしようとしてしまいます。
あるいは 限界を超えてしまって、
私のように「麻痺状態」でそれを持続している人もいます。
だけど、ココロやカラダを
だまし続けることはできない。
その無理が、
必ず後で大きなツケとなって、あなたを襲ってしまうのです。
周りに相談する。冷静な意見を聞く。
悩んでいる時ほど、
視野が狭くなってしまいがちです。
でも、自分一人で抱えたり、
考えたりするにも、限度があります。
だから、当時の私にも言ってあげたい。
自分が苦しい時は、
信頼できる誰か、
客観的な意見をくれる誰かに
相談することが、とても大事です。
時には、
お金を払ってでも、専門家に相談すること。
最初の相談先がダメだったからとあきらめず、
自分にあう所を探し続けることがとても大切です。
私は大学進学の経験で、
「努力すれば、叶わないことはない」
と強く感じました。
▼詳しくはこちら
独身時代は、ずっとこれを信じて行動し続けてきました。
でも、そんなことはありません。
いくら努力したって、
叶わないこと、
無理なこともあるのです。
努力が大事だからと、
自分のココロやカラダをだましたり、
鞭を打ったりしてまで頑張っても、
良い結果には 結びつかないのです。
これでひとまず、書いていても苦しかった(笑)、
大学時代シリーズを終わりにしたいと思います。
次回は、「大学卒業。フリーターとなった2年間」を書きたいと思います。
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