どうしても演劇をやりたい。
思いっきりやりたい。
お金は、自分で何とかするから。
▼四葉ストーリーの「大学時代」記事一覧
【16】大学2年。仕送りは一切いらないから。←今回
【17】2番めの彼氏。初めての愛される喜び。
【18】普通のバイトじゃ間に合わない。
【19】努力にも限界が。無理は後でツケが来る。
実家からの通学では、思う存分、演劇ができない。
実家からの電車通学とバイトで忙しい状態では、
憧れだった劇研(演劇サークル)での活動を、
思う存分やることが不可能でした。
詳しくは前回の記事で→★こちら
そこで、私は一生懸命考えて、
親に頼らずに、大学近くに下宿する方法を考えました。
親に頼らずに下宿生活をするために
まず、一人暮らしではお金が掛かり過ぎてしまうので、
友人とルームシェアして、家賃や光熱費を折半して暮らすことを考えました。
幸い、同じクラスの友人に、
私と同じように大学近くに下宿したいと考えている子がいたので、
あっという間に話が進みました。
奨学金も、日本育英会(現・日本学生支援機構)の他に、
民間企業からの奨学金を、もう一つ受けることにしました。
(ファスナーで有名な”YKK”の、「吉田育英会奨学金」。)
学年で1人しか選ばれないものだったので、どうなるかと思いましたが、
無事申請が通り、大学2年から利用できることになりました。
(この2つの奨学金のおかげで、私は大学生活を送ることが出来ました。
本当に感謝しています。
ただ、当時は簡単に借りてしまいましたが、返済はやはり大変でした。
この2つの奨学金を完済したのは、なんと昨年です。)
バイトも、塾講師やロッテリアのバイトでは、
定期的に時間が取られ、劇研サークルの活動に支障をきたすので、
警備員のバイトをすることにしました。
道路工事の現場とか、大型店舗の駐車場で、車の誘導をする、あの警備員のバイトです。
いわゆる、日雇いのような働き方ですね。
休みの日とか、公演がない時期とか、
都合が良い時に集中的にバイトを入れることにしました。
▼ジョイフル本田の駐車場などでやっていた頃。探したら写真があってビックリ!
仕送りは一切いらないから!
ここまで準備を整えて、親に訴えました。
親は当初、私が実家を出ることに反対だったからです。
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お願い!
大学のそばに下宿させて!
仕送りは一切いらないから。
奨学金とバイト代と
友達とのルームシェアで、
ちゃんと自分で やりくりするから!
大学の学費(※1)だけ払ってくれたら、
後はもう、一切頼らないから。
(※1:当時の国立大学の授業料は、年間40万円弱。
私は半額免除を受けていたので、年間20万円弱でした。)
私は、役者になることを諦めたから、
大学時代の今しか、思う存分 演劇ができない。
(※2)
自宅から通う形だと、メインで行われている「夜の練習」にあまり参加できないから、
裏方とか、チョイ役とかしか、希望できない。
※2: 役者になる夢を諦めて、教員を目指すことにした理由はこちら↓
お願い!
お母さんたちには、
絶対迷惑をかけないから、
だから、下宿を許して!
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こうやって必死に訴えて、何とか、
大学そばに下宿する許可を得たのです。
大学2年から、念願の下宿生活。
こうして、大学2年の4月から、
私は念願の下宿生活!を始めることができました。
そして、最大の目的だった
劇研サークルの活動に、
しっかり参加できるように
なりました。
主要キャストや、時に演出として、活動できるようになりました。
「学業」と「バイト」と「サークル活動」。
この3つの活動なら、
何とか回していける体制を整えたのです。
▼大学2年夏。右がわたし。
当時は、水戸サントピアという所があって、そこで公演していました。
ところが、下宿生活をするようになり、
「新しい彼氏」ができたことで、
また 新たな悩みが生まれてしまったのです。
続きは、
【17】2番目の彼氏。初めての愛される喜び。
の記事で書きますね!
更新は今、週1~2ペースですが、
ぜひまた お越しくださいませ!
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