誠実に向き合い続ける者は、むくわれる。
神様なんているのか。
信じる者は救われるのか。
果たして、この問題が解決する日は来るのか。
思わず、こんな嘆きをしたくなる人も、時も、あるだろう。
私もカウンセリングをしていると、「どうしてここまで」と同情してしまうほど、
苦労を重ねたり、複雑な状況にいたり、
あるいは解決に希望を見出せないような
難しい問題を抱えていたりするクライアントさんに、出会うことがある。
だけれども。
「誠実に向き合い続ける者は、むくわれる。」
そう断言したくなるようなケースも、何度も目撃した。
自分の人生や問題から逃げず、ずっと、誠実に生き続けた人たち。
自分にも、周りにも、誠実に向き合い続けた人たち。
そんな人たちが、一定期間、苦労したり もがいたりはしたけれど、
・突然、「不思議としか思えないような出来事やご縁」が起きて、
・その問題を乗り越えてしまった。
・それ以来、人生を逆転、好転させてしまった。
そんなケースを、何度も見させていただいた。
思わず、神の存在を信じたくなるような。
偶然ではなく、必然としか言えないような。
信じる者は救われる、というよりは、
「誠実に向き合い続ける者はむくわれる」。
私にとってはそう表現するのがしっくりな、
そんな不思議な出来事が、本当にあるのである。
個人情報になるので、具体的な実例は書けないけれど。
あえて、一部内容を改変して、例えのケースを書いてみると。
【例1】
10年以上、夫のDVやモラハラに悩んでいた女性が、カウンセリングに来たことで決意し、
何年も争って、やっと離婚できたケース。
彼女は、離婚直後に職場が異動となり、
そこで素晴らしいご縁に恵まれ、あっという間に幸せな再婚をすることができた。
【例2】
何十年も嫁姑の関係で悩んできた女性のケース。
姑の理不尽な態度は変えられないけれども、カウンセリングに通いながら、
自分の気持ちの持ち方や、そんな姑と上手に付き合っていく方法を模索し続けていた。
そんなある日、姑が事故に遭い、大怪我を負う。
彼女は姑を献身的に介護し、やっと姑は、彼女に対して感謝の気持ちと、
これまでの自分の態度を悔いることが出来た。
その後、彼女は姑が亡くなるその時まで、温かい良い関係を築くことができた…。
このような、「神様か何かの取り計らい?」と思わせるような出来事が、
本当に起きているのである。
そして、そんな不思議な「取り計らい」「ご縁」が起きた人たちに共通しているのは、
以下のような特長である。
・正直に誠実に人生を生きている
・その問題や人から、逃げずに、向き合い続けた。
・カウンセリングを受けたり本を読んだりして、「自分にできること」を、
主体的に、根気強く取り組み続けた。
神様がいるかどうか、それは分からない。
ただ、いくつもの実例を見せられた私には、こう思えてならない。
「誠実に向き合い続ける者」には、いつか必ず、むくわれる日が来る。
神様からの「ご褒美」か、または、がんばり続けた者への「必然の報酬」なのか。
でもとにかく、不思議なご縁や出来事を起こしてまで、人生の好転が、やって来る。
むくわれる日が、やって来る。
NHKの「プロフェッショナル」に登場する人は、全員が失敗、挫折を経験して、それでも淡々と圧倒的な努力を繰り返して「何か」を動かしています
自分が何をすべきか、何ができるのかを必死に考えて、自分の責任で行動しています
決して他人にコントロールされていない
他人の評価を期待していない
でもわかる人には正当な評価をされている
スガシカオのテーマ曲のフレーズ「ちょっとカッ
コ悪いけど」がハマりすぎです
ジョンソン3号さん
コメントに気がつくのが遅れ、失礼しました。
コメントありがとうございます。(^^)
失敗や挫折を経験しても、他人に評価されなくても、それでも出来ることを考え、努力し続ける。
それって、むしろ「カッコイイ」ですよね。
少なくとも私は、そんな自分になりたいし、そんな人を尊敬します。