息子と、”結果ありき”の人に向けて
今回の記事は、
いつか息子に読んでもらいたい、
という気持ちで書きます。
それから、
「結果が出なくちゃ意味がない」
「評価されないとダメだ」
と思い過ぎている人に向けても。
▼ちなみに、写真は息子ではありません。あくまでイメージ画像。(^^;)
結果が出なくちゃ、意味がない?
息子(18歳、専門学校1年生)は、
息子の人生史上、最大じゃないか?
と思うくらい、
今、本当に頑張っています。
▼参照記事はこちら
◆実は、キーパーソンの息子
◆10年掛かって、息子から聞けた一言
◆息子との経緯について。少し概要。
昨日は、専門学校で
自分の企画をプレゼンする、という大舞台がありました。
この日に向けて、
息子は、本当に頑張っていました。
普段は絶対読まない本を読み、
情報を調べ、
自ら説明画像を作り、
パワーポイントを駆使して、
プレゼン資料を作っていました。
そして、それを私たち家族や先生に見せては、
意見やアドバイスをもらって、
何回も何回も、ブラッシュアップしていました。
皆の前で発表するのは緊張するからと、
詳細な台本を作り、
練習やリハーサルを重ねていました。
私は早く寝ろ、と言っているのに、
前日や前々日は、
明け方近くまで、
取り組んでいました。
そして、昨日のプレゼン発表。
有り難いことに、
多くの人に評価をもらったらしいです。
「〇〇君の企画に参加したい」
と、何人ものゲームプログラマー(の卵)に
オファーをもらえたとのこと。
息子は、頑張ったかいがあったと、
大変喜んでいたし、
私も、彼の努力が報われたようで、
本当に本当に、嬉しかったんです。
良かったね~! 頑張ってたもんね!
と、一緒に喜びましたよ。
ですが一方で、息子のこんな言葉に、不安も覚えました。
「結果が出せきゃ、意味がないから。」
「自分のアイデンティテイが掛かっている。」
それだけ、息子が
「懸けていた」
「本気で頑張っていた」ということは分かります。
ですが、正直この考え方は、
危険で、心配だとも思いました。
努力=結果、評価ではない。
これは、息子にも昨日、
直接伝えたのですが…。
でも、彼はまだ若いし、
今回は「結果が出せた」わけだし、
なかなか、ピンと来ないようでした。
そりゃあ、そうですよね。
だけど、やっぱり伝えておきたいのです。
その考え「だけ」で突き進むと、
いつか必ず、
行き詰まって(息詰まって)しまいます。
世の中には、
コントロールできることと、
できないことがある。
「結果」や「周りの評価」は、
コントロールし切れないもの。
そんな「結果」や
「周りの評価」に、
自分を預けてはいけない。
そんなもので、自分の価値を
はかってはいけない。
…長くなりました。
続きはまた、明日の記事で。
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