【3】自分の価値観を知る

じぶん理解

【3】自分の価値観を知る

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自分の価値観を知る方法とは?

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<覚書>
目標を設定する上で非常に大切なこと。
それは、「自分の価値観に基づいた目標」を設定することです。
価値観とは、自分の判断基準のベースとなる考え方です。

もし自分の目標が、この価値観に沿ったものでなければ、
達成を目指す過程でモチベーションを維持するのに、余計なエネルギーを必要とします。
また、仮に達成してとしても、「目標は達成したが、望む人生は実現していない」
ということにもなりかねません。

目標を達成したのに満たされない感じやむなしさが残ったりするケースは、
多くの場合、価値観に沿わない目標を追っかけているのです。

さて、そこで、自分の価値観を探るための質問をいくつか紹介します。
ぜひ、じっくり考えて答えてみてください。
できれば、紙などにアウトプットして、頭で考えるだけにとどめずに、
しっかりと洗い出してみて下さい。

<質問>
(1)「あなたは、どんな時に心からの満足感や喜びを感じますか?」
(2)「あなたが、子どもの頃からワクワクしてきたのは、どんなことですか?」
(3)「あなたは、10年後どんな人になっていたいですか?」
(4)「あなたが充実した人生を送るために、これだけは実現したい!と
思うことは何ですか?」
(5)「失うと生きる気力がなくなってしまうものは何ですか?」
(6)「もしもお金の心配がまったくなかったら、どんなことをしたいですか?」
(7)「どんな人を尊敬していますか?また、その人のどんなところを尊敬
していますか?」
(8)「あなたが亡くなった後に、誰に何を残したいですか?」

【最後の強力な質問】
(★)「もしもあなたの人生が、残り3日間しかなかったら、この3日間
何をしますか?」

<私の回答>
(1)「あなたは、どんな時に心からの満足感や喜びを感じますか?」

・自分が納得できる表現(できれば身体表現、ライブな表現)ができて、
しかもそれを通して、人に、共感や感動を与えることができた時。
・愛する人(夫や子供)と、ゆったりとした、心満たされる時間を過ごす時。

(2)「あなたが、子どもの頃からワクワクしてきたのは、どんなことですか?」
・演劇。ミュージカル。合唱。ライブ。コンサート。ダンス。
自分が演じるのはもちろんのこと、他の人が、最高の演技や歌、表現活動を
しているのを見ていても、心からワクワクする。

特に、その人自身が楽しんで、何らかのエネルギーというか、
オーラのようなものを放出しているのを見ると、ゾクゾクするほどワクワクする。

(3)「あなたは、10年後どんな人になっていたいですか?」
・ダンスやパワーヨガなどを、人に見せられるほどに、習得したい。
・セミナーを月に何本もこなすようになっていて、そこで、最高のパフォーマンス
や結果が出せる人になっていたい。

(4)「あなたが充実した人生を送るために、これだけは実現したい!と
思うことは何ですか?」
・納得できる内容でセミナーなどを催す。それだけは実現したい。

(5)「失うと生きる気力がなくなってしまうものは何ですか?」
・夫。子供。

(6)「もしもお金の心配がまったくなかったら、どんなことをしたいですか?」
・ベリーダンスかパワーヨガを習う。
・家族、もしくは夫と2人だけで、長期の旅行に出かける。

(7)「どんな人を尊敬していますか?また、その人のどんなところを
尊敬していますか?」

*ジャストレード(株)の須子はるかさん。
*ママイキのひろっしゅコーチ。
*フィギュアスケートの荒川静香さん。(他にも、いっぱいいるけど・・・。)

・時にあったであろう、逆境も乗り越え、自分の信じる道を究めている。
そして、最高の結果やパフォーマンスを実現して、
人々に感動や勇気を与えている。そんなところ。

(8)「あなたが亡くなった後に、誰に何を残したいですか?」
・人々の心に、私についての、何らかのプラスな記憶を残したい。
・夫と子供たちに、私が亡くなっても前向きに生きていける、強さを残したい。

(★)「もしもあなたの人生が、残り3日間しかなかったら、この3日間
何をしますか?」

・仕事など全て投げ出して、家族(夫、子供たち)と、とにかく楽しい時間を過ごす。
・両親に、育ててもらったお礼を言う。
・ブログに、みんなへのお礼になる、最後の挨拶を書く。

<質問に答えて、気が付いたこと>
キーワードは、「自己表現」、「ライブ」、「家族」だろうか。
家族は、絶対に失いたくない大事なものだ。

でも私がやりたいことは、家族と過ごすだけでなく、対外的な方向にもある。
専業主婦となって、家族のためだけに生きる人生では、私は生きていけない。

でももちろん、家族をないがしろにして、いいと思っている訳じゃない。
家族のことは、心から大切に思っているんだ・・・。

リンダ・アイヤーたちが言う、”ライフバランス”
「自分」と、「家族」と、「仕事」。この大きい3つが同時に満たされていないと、
私は、満足を覚えることができない。

でも現実の生活の中では、そのバランスを取ることが、
本当に本当に、難しい。

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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