【73】ミスは許さん!失敗は減点!恥をさらすな、完全であれ!
今回は、さらに2つのドライバーを紹介しています。
ちなみに、今回の2つのドライバーは、私が持っていると思われるドライバーです。
今回の内容は、私もじっくり考えていきたいです。
「あなたを駆り立てるものは何?それはドライバー!」~その2~
▼今回の記事
ミスは許さん!失敗は減点!恥をさらすな、完全であれ!
<覚書>
前回からの続き。代表的な5つのドライバーのうちの、2つを紹介。
3.「完全であれ」Be perfect !
子どものころ、「完全にやりなさい」「なんでもきちんとやりなさい」
「ミスをしないようにしなさい」「失敗しないようにしなさい」などのメッセージを
強く受け取った結果、「不完全であってはならない。完全であらねばならない」と
駆り立てられている状態。
・何をやっても「これで充分」という気がせずに、やり残したような気がする。
・自分なりに頑張ったことでも、あれこれ反省点が浮かんできて、
不安になってしまう。
・いつも完全であろうとするために、些細なミスが気になって、不満足感が残る。
このような人は、この「完全であれ」のドライバーを持っていると思われる。
このドライバーが強いと、頑張っていても満足できず、
いつも不満足感が残ってしまう。
また、後で反省点ばかりを探してしまい(=減点主義)、
成果を味わうことに焦点が当たらない。
人前で話すときや、人の質問に答えようとするときも、
「うまく話そう」「うまく答えよう」とし過ぎて、
舌がもつれておかしなことを言ってしまう人もいる。
また、自分を完全に見せようとして、自分のことを真実以上にオーバーに語る人も。
他人に対しても完全さを要求する場合があり、
そのため、他人に対しても減点主義になってしまい、他人の欠点やミスが気になりがち。
それから、自分が何かを始めるときも、
「まだ完全ではない。万全の準備が整うまで実行してはいけない。」という気がして、
第一歩をなかなか踏み出せない人もいる。
4.「他人を喜ばせろ」Please me !
子どものころ、親から繰り返し言われた「親孝行をして、親を喜ばせなさい」
「誰にでも親切にしなさい」などのメッセージを強く受け取った結果、
自分の気持ちは抑えても、相手を満足させようと駆り立てられるようになってしまう。
・いつも相手の機嫌が気になる。また、自分が相手からどう思われているかも気になる。
・そのため、自分の気持ちを抑えて、相手を満足させることを優先する。
・しかしそれでも、「相手は充分満足しているんだろうか?」
「私は拒否されないだろうか?」という不安が消えない。
このような人は、この「他人を喜ばせろ」というドライバーを持っている可能性がある。
このドライバーを持っている人は、自分の要求を後回しにして、
ノン・アサーティブな(=自己主張をしない)傾向がある。
また、目立ったり、誉められたりされることが居心地悪く、
目立たないようにする人もいる。
「ね、そうでしょう?」「これでいいですか?」など、
相手の同意を求める言葉をしばしば使う傾向にもある。
******
ちなみに大多数の人が、上の2つを含む、
代表的なドライバー5つのある程度は持っている。
そして、「人を喜ばそうとすること」も「強くなろうとすること」も
「一生懸命頑張ろうとすること」も、それ自体は悪いことではない。
ただ、これらが強すぎると、「今の自分ではダメだ。もっと○○○でなければならない」と
駆り立てられるようになり、本来の自分を見失って、
融通の利いた臨機応変な生き方ができなくなってしまうのだ。
<感想&気付き>
先日ブログでも報告したけれど、(→私のビリーフ、私のドライバー。)
私は間違いなく、上の2つのドライバーを持っている。
それを、私にしっくり来る言葉で表すなら、
「きちんとやるべきだ。」
「相手の期待には応えるべきだ。」
「人を不機嫌にしてはいけない。」
私の言動、怒り、モチベーション。
すべてが、このビリーフ、このドライバーで動いていた気がする。
・・・だから、「きちんとやらない」子供が許せない。
「きちんとできない」自分が許せない。
その不合理を、頭では分かっているのについついそう動いてしまうの
だから、やっぱりこれは、潜在意識にこびりついている”ビリーフ”、
”ドライバー”なんだろうな。
・無意識の意識化。
・インナーチャイルドを癒す。
・自分自身に”許可証”を発行する。
・自分自身に”肯定的ストローク”を与える。
・自己受容する。
・アファーメーション
・形入法
事態を解決に導くための、様々な情報や知識はもらったのだから、あとは実践・・・。
とにかく、これ以上自分を責めないということだろうな。
コメント