承認。ありのままの自分を認める。(その1)

じぶん調整

承認。ありのままの自分を認める。(その1)

この1~2ヶ月、ずっと悩んでいた。
直接のきっかけは、8月31日にある「ママイキマスター認定試験」に
向けて、どうやって準備しよう、というそれだった。

課題は、「承認」、「感情の成仏」、「Iメッセージ」ということについて、
実際の講義同様、レクチャーしてみせること。

ちなみに「承認」とは、

そのままを認めること。そして、それでOKだよ、分かったよ、と
言葉や言葉以外のもので相手に伝えること
である。

感情の成仏」とは、
ママイキの山崎洋実コーチが作った言葉。
この言葉、この表現、本当に名言だなと思っているんだけど、

その人にある「感情」を認め(承認)、納得させてあげること。
その感情を、(おばけのように)成仏させてあげること
。である。

Iメッセージ」は、

「私はこう思う。」「私はこうしてほしい。」という、
自分を主語にしたメッセージの伝え方。
「あなたは~」という決め付けの言い方でない分、相手も
そのメッセージを受け取りやすい。

 

・・・簡単に言っちゃえばこういうことなんだけど、
そこに、私はすごく悩んでしまった。

なんで悩んでしまったのかと言うと、これまたすごく簡単に言ってしまえば、
私自身が、「承認」を本当の意味で体感できていなかったこと、
そして、「承認」ということに関して、私自身の中に、
成仏できていない感情があったということ

それに尽きる。

・・・ああ。
ここまで、すごく簡単に書いているけど、
ここまでを理解するのにも、私は、すごく時間が掛かったんですよ。(笑)

特に、「承認」ということが、私にはキモだった。

私、最近ようやく、断言できるようになったんだけど、
私はいわゆる、「アダルトチルドレン」だったのだ。

自分を、簡単にそういう”くくり”で考えることは、危険であることも、
人によっては”逃げ”になっている事があることも、私は、十分承知している。

でも、たくさんの専門書を読み、まがりなりにも、カウンセリングという形で、
いろいろなママたちの悩みを聴いてきたり、
そして、自分自身、何年にも渡って考えてきたりした結果、

どう考えてもやっぱり、「私はアダルトチルドレンなんだ。」
その結論に、達してしまった。
私はこれを、逃げ道や言い訳の材料にするのではなく、
客観的に自分を認め、前に進んでいくための大事な材料として、
自分にプラスに活かそうと決意している。

さて、アダルトチルドレン(アダルトチルドレンについての説明は、
ここでは省きます。)である私には、
消化できていない感情が、自分の内にあった。
別の言い方をすれば、自分の中に、満たされていないがために、
未だにくすぶり続けている、子供の自分(インナーチャイルド)
がいたのだ。

そして、その未消化の「満たされていない感情」・・・
「成仏できていない感情」・・・が、まさに、
「承認。ありのままをそのまま認めること」と、深く関係していたのである。

・・・はっきり言って、ママイキマスターのレクチャーをやるのに、
ここまで深いことを、考えなくて良かったんだとは思う。(^^;)

でも、子育てママに伝える。自分自身も子育てママ。
そして、私を含め、実は多くのママたちが、似たような部分で苦しんだり
行き詰まったりしている現状
を考えると、やっぱりこの根幹の部分は、
避けては通れない所だったのかな・・・、という気も、してはいる。

(→次回の記事(2)に続く。)

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

特集記事

コメント

    • マダムレイコ46
    • 2007.09.03 10:24am

    バランスさん、私もアダルトチルドレンではないかと自分で思っています。断言できないのは、アダルトチルドレンについてちゃんと勉強していないので。

    だからこそ、自分をありのままに認めるのが苦手ですし、自分をありのまま受け止めてもらえる人に出会えたことで大きく変化しようとしています。

    ということは・・・、みんな認められたい。誰が先ということではなくて、私からみんなを認めることにしたいと・・・思いました。これから、承認の2と3を読み進みますね♪

CAPTCHA


TOP