やることたくさん!できない!の処方箋【1】

開業・ビジネス

今回は、前回記事↓の続きで「解決編」です。

・やることたくさん、
 いっぱいいっぱいを
 どう解決すれば良いか?

これについて、
私なりに行きついた解決策を
お話ししたいと思います。

【今回の目次】
■結論「やることたくさん、いっぱいいっぱい」の解決策
■ステップ1:自分の限界、見積もりの甘さを思い知る
■ステップ2:思い知るために、「見える化習慣」を構築する
■ステップ3:自分はどこに投資するか、具体的に取捨選択する
■仕組み作り:習慣作りは時間がかかるけど、大切なワタシのために。

結論「やることたくさん、いっぱいいっぱい」の解決策

「やることたくさん、
いっぱいいっぱいを
どう解決すれば良いか?」

これについて、今回お伝えする解決策の結論を一言で言うと…
以下の通りになります。

◆見える化で、「これならできる」に整理する。
◆その「見える化習慣」を、自分のために構築してあげる。

では、その具体的内容を、3つのステップと紹介記事で、お伝えしますね。

ステップ1: 自分の限界、見積もりの甘さを思い知る。

まずは、自分のキャパ、限界、見積もりの甘さを思い知る(自覚する)ことが、とても大切です。

あなたには、次のような傾向はありませんか?
ちなみに私は、以前よりマシになりましたが、すべての傾向を大なり小なり持っています…。(^^;)

◆理想主義、完璧主義
いい人をやって、引き受けてしまう断れないでいる。
◆よく考えないで、行き当たりばったりの行動や、先延ばしをしてしまう。
漠然と不安になったり、やりたくなったりして、衝動的に、いろいろなことに手を出してしまう。

自分の限界や現実をしっかり認識せず、上のようなことをやっていたら・・・
そりゃあ、「やることたくさん」とか、「いっぱいいっぱい」になってしまいますよね・・・。

ステップ2: 思い知るために「見える化習慣」を構築する。

何か失敗や 痛い思いをした時、
ステップ1の「思い知る」をすることは、やっぱり大事です。
(私の場合は、前回記事でお伝えしたようなタイミングですね。絶好の”学べる”タイミングです。)

ですが 日常的にも、
自分の「限界」や「現実」をしっかり把握できる、仕組みや習慣を作っておくと、同じ過ちを繰り返しにくくなります。

その仕組みや習慣が、

見える化をして、「これならできる」に 整理する習慣

です。

この「見える化習慣」については、この記事に書くとあまりに長くなってしまうので、下記の記事に分割しました。

ステップ3:自分はどこに投資するか、具体的に取捨選択する。

ステップ2の「見える化習慣」で、
自分のやりたいこと・やるべきことなどを、手帳などに書き出し、「見える化」する習慣をつけると・・・

不用意に仕事を引き受けたり、スケジュールに詰め込み過ぎたりすることが、次第に減っていきます。
そして自然と、次のような「選択」を迫られるようになります。

◆どれを優先するか。
◆どれをあきらめ、手放すか。
◆”今は保留”とするものは?
◆自分は、どこに手間ひま時間、お金を投資するか。

ちなみに、「手間ひま時間」と「お金」は、
だいたいトレードオフ(片方を得るためには、片方は犠牲にしなくてはいけない関係)になるものですよね。

そして、自分の使える時間・気力・体力・能力には、限界があります。
使えるお金にも、限界があります。

だから、

自分は自分の時間やエネルギーを、
・「どこに」投資するのか
・「どこから」手を付けるのか、
具体的な優先順位や取捨選択を考えるしかないのです。

そして、自分で手間ひま時間は掛けられないけれど、「省けない」というものについては、

◆外注、外部委託
◆誰かとの分担
◆便利家電やサービスの利用

などの検討が必要になりますね。

特に、フルタイムで働いている人とか、
家事育児との両立が必要な人、
趣味や勉強に時間を投資したい人
などは、そのような検討は必須です。

だって、戦略的に考えることもなく、自分の限られた時間・気力・体力で、全部をいっぺんに、完璧にこなそうなんて、やっぱり無理がありますもの。

仕組み作り、習慣作りは時間がかかるけど、大切な「ワタシ」のために。

私は今、上のステップ2と3に取り組み中です。

確かに、このような仕組み作り・習慣づくりは、最初は面倒くさい部分があります。
「見える化習慣」のために、手帳などにそのつど書き出したり、段取りを組んだりするのは、慣れるまでは面倒です。

また、仕事や家事の「外注、分担、便利サービスの利用」も同様です。

私は取り組み始めてから気がついたのですが、ラクになるために始めたことでも、「導入」「構築」するためには、お金だけでなく、
最初は意外と、手間ひま時間が掛かるんですね…。(^^;)

まずは、依頼先(相手)を決めなくてはいけないし、それが決まったら、相手に依頼内容を説明し、引き継くことが必要です。そして、実際にラクになる、安定した運用に行くまでには、ある程度のフォローや時間を掛けることも必要です。

依頼先・分担先を見つけたからと言って、すぐにラクになれる訳じゃない。

そこは、準備期間を経なくちゃいけないんだなぁと、今回つくづく学びました。

・・・だけどです!

だからといって、
その「導入や構築の手間」を面倒臭がっていたら、
いつまでも、自分の「いっぱいいっぱいの現状」は変わりません!

この最初の面倒臭ささえ、乗り越えて、
「仕組み化」「習慣化」「導入」が果たせれば、その後は、自分や相手も慣れてきて、それこそ「習慣」になって、だいぶラクに運用していけるはずです。

【参照記事】昨年(2020年)夏、家事代行を利用して大変助かっていたのですが、先方のご事情で、しばらく利用できなくなっていました。最近まで再利用を諦めていたのですが、重い腰を上げ、新しい方を探すことに。そして最近、ようやく新しい方にお願いできることになりました! 良い方を見つけるまで・慣れるまでは大変ですが、今ではすっかり信頼できて、月2回の来訪がとても楽しみになっています。

 

私は、「これからのワタシ」の為にも、

「導入コストは大切な投資」と考え、
引き続き、取り組んでいきたいと思っています。

健康づくりのために、毎日ウォーキングやラジオ体操という「健康投資」をするのと一緒ですね。

大切なワタシのために、
「長い目でみて大切なこと」に、投資できる自分でありたいです。

 

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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