<覚書>
人間は認めてもらいたい生き物。
だから、認めてあげたい。
だから、「承認」。
ここで、今までやってきた「承認」の内容について、ちょっと確認。
【81】間違いの指摘より、できたことや存在自体を「承認」してあげる。
【82】「評価」や「条件付き」でなく、対等な立場で承認する。
【83】「Iメッセージ」で承認する。
【84】「プロセス」や「相手の強み」を承認する。
【85】気づいたことを、そのまま伝えて承認する。
【86】相手の「名前」を呼んであげる。「愛している」と伝える。
でも、こう挙げていくと、承認のメッセージって、何だか難しそうだったり、
伝えるのが恥ずかしいような、抵抗が出てくるような気持ちになるかも知れない。
そういう人のために、今回の記事。
次の3つのポイントを、もう一度考えてもらいたい。
まず一つめ。
どんなに思っていたって、「表現しなくちゃ、伝わらない!」ということ。
承認は、表現する(形に表す)ことで、初めて伝わるもの。
あえて表現しなくても・・・と思うかも知れないけど、伝えてみたら分かる。
伝えたら、相手はとても喜んでくれるはず。
たまに、相手がちゃんと受け止めてくれない場合があるかも知れない。
軽く冗談のように受け流されたり、「何を今さら」というように言われたり・・・。
でもそんな時は、
「今まで、よほど承認してあげることが足りなかったんだな。」と考えてほしい。
承認不足のため、相手の心の準備ができていないだけなのだ。
何度か伝えていくうちに、相手の心の準備も整ってくる。
ついには、相手の嬉しそうな笑顔を見られるはず。
本心から認めてもらって、嫌がる人はいない。
次の2つめ。
言葉のメッセージでなくても、(存在)承認することはできる!
以下のような体験はいずれも、「認めてもらえた!」「承認してもらえた!」
と思える内容ではないだろうか?
・自分がやったことに対して、「ありがとう」と感謝の言葉を言われたとき
・自分の話をさえぎられずに、最後まで聴いてもらえたとき
・けんかした相手から、「ごめんね」と謝られたとき
・「相談に乗ってくれない?」と、相談をもちかけられたとき
・自分が言ったことを信じてもらえたとき
・上司から大切な仕事を任されたとき
・自分の個人的な悩み事まで気にかけてもらったとき
・自分の誕生日を覚えてもらっていたとき
・出張に行った人が、家族や職場の人のためにお土産を買ってきたとき
ちょっとした事でいい。
承認してもらう前に、自分から相手に、どんどん承認してみよう。
最後の3つめ。
自分から「承認」を与えよう。
人を認めていけば、相手も満たされる。私も満たされる。
仲間や味方が、どんどん増えていく。
人間は認めてもらいたい生き物。
周りをどんどん承認していけば、相手も満たされる。私も満たされる。
それは、大きなハッピースパイラルとなるだろう。
そして、自分の周りの人たちを、「幸せ」にも、「頼もしい味方」にも、
変えていくに違いない。
自分が与えたハッピーが、結局は自分のハッピーとなって返って来る。
勇気を出して、行動にうつしてほしい。
行動する勇気がほしい人は、野口さんおすすめの、以下の記事をどうぞ!
・「自己実現の切り札!形入法とは?」
・「失敗への恐れにどう対処したらいいか?」
・「行動力を飛躍的に高める秘訣!知覚動考とは?」
<感想>
「恥ずかしい」とか、「メンドクサイ」などを理由に、特に身内に対して、
(家族、夫、子供たち・・・) 「承認」が表現できていない私がいる。
他人には、比較的素直に言えるのにね。
どうして、最も大切な夫や子供たちに、それが出来ていないんだろう。
【47】でも勉強したけど、親子関係も夫婦関係も、意識して、「育む」もの。
そして、「相手だけ」を変えようとしても、なかなか難しい。
まずは、「私」が変わることだ。
私の最上の目標は、
「私もダンナも子供たちも、笑顔と愛情にあふれて生活すること」だ。
私もダンナも子供たちもハッピーになるために、まずは私にできること。
・子供たちを承認する(=肯定的ストロークを与える)こと。
・ダンナさまを承認する(=肯定的ストロークを与える)こと。
そして、何よりも 「私自身」を承認すること・・・。
――結局は、ここに返る。
無条件に、存在自体を、結果が出なくてもプロセスを、
出来ないところよりも出来るところ(強み)を、ただただ、「愛している」と・・・
・・・ハードルが大きいなぁ。
最近つくづく感じる。
頭で分かっていることと、実際にできることには、本当に大きな隔たりがある。
「きちんとやらなくてはいけない。」
「相手の期待に沿わなくてはいけない。」
「他人はOK。自分はOKじゃない。」
この囚われを打破することは、どうにもこうにも、必須科目みたい。
・・・打破するために、私にできること・・・。
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