【47】愛は動詞。行動するから強化される。継続する。
▼今回の記事
恋愛関係、夫婦関係、上司・部下関係をはぐくむ「行動法」とは?
<覚書>
行動から入る方法(形入法)は、豊かな人間関係を築く上でも、
自分自身の人間性を高める上でも非常に効果的である。
名著「7つの習慣」で著者コヴィー博士は、
夫婦間の愛情が冷めてしまったというある男に、こう答えている。
博士「愛は動詞である!愛という気持ちは、愛という行動の結果にすぎない。
だから奥さんを愛しなさい。奥さんを愛する行動をしなさい。奥さんに奉仕しなさい。
犠牲を払いなさい。彼女の話を聴いてあげなさい。感情を理解してあげなさい。
感謝を表しなさい。奥さんを肯定しなさい。」
「世界中のすべての偉大な文学においても愛は動詞として登場する。
反応的な人は、愛を単なる気持ちとして捉えがちである。
反応的な人は、感情や気持ちに支配されて生きているからだ。
一方、主体的な人にとって、愛は動詞である。
愛は具体的な行動である。主体的な人は、感情を価値観に服従させる人である。
(つまり、自分の価値観どおりの人生を実現する人)
愛するという気持ちを失っているとすれば、それを取り返すことができるのだ。」
野口さんはまとめる。
>愛を行動した結果、愛という気持ちが強化されるのです。
>逆に、愛を行動にして表さなければ、愛という気持ちは
>冷めていくことになります。
日本人は、「愛しているよ(I love you !)」を言うのが苦手な人も多いが、
そんな場合は、感謝の言葉やねぎらいの言葉を伝えるのでもいい。
日々、いろいろな行動や言葉で、「愛を表す」のが重要である。
これは、恋愛関係、夫婦関係に限らず、全ての人間関係
(親子関係、職場の上司と部下、友人関係・・・)に当てはまることである。
相手を認め、尊敬したり感謝したり、コーチングでいう「承認」の行動を
とることが、とても大切なのである。
以下の本は、野口さんがカップルにオススメするという本。
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<感想&表明>
潜在意識のスペシャリスト、石井裕之氏も、同じようなことを言っていた。
・感情というものは、放っておいたら消えるもの。
・放っておいたら消えてしまうのが感情だから、
持続、定着させるために、工夫が必要である。
・その唯一の工夫が、その感情を”行動”に変えること。
気分が高揚したら、それをその場で「行動」に変えること。
・・・と言っている。
だから、メールの返事も、感謝の言葉も、
何かを感じたら、すぐに形に表すことが必要なのだと。
何かの本を読んで「なるほど!」と思ったら、すぐ、人に話してみる。
夢や目標、憧れを持っているなら、
どんな小さなことでもいいから、それに近づく行動を起こす。
そうでないと、高揚した感情もモチベーションも、萎えてしまうのだと言っていた。
愛情も、継続するためには、継続する行動が必要だと。
なるほどな~。
私の、今の決意表明。
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・愛情も感謝も、感じたらすぐに行動に表す。
・愛情や親交の情を感じなかった時は、こちらから、それを表すような行動を起こす。
・大事な人には、その行動を継続する。
・形からだって構わない。
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