▼今回の記事
成功したい人が一番に身につける必要があるものは?(4)
<覚書>
『ハンスの錯誤』
自分が原因となって、相手にある行動を促しておきながら、その原因が
自分であることに気づいていないこと。
私たちは日々の生活の中で、頻繁にこの「ハンスの錯誤」を犯しているという。
特に、「被害者意識」になっている時、私達は錯誤を犯しているかも知れない。
「原因は相手にある」という錯誤を。
被害者のスタンスは、「無力な自分」を創る。
主体的なスタンスは、「自己信頼」を高める。
ここで主体的に考え直してみよう。
「もしかしたら、自分がこの状況を創り出しているとしたら、
何を変えたらいいんだろう?」
相手を責めるのではなく、そして、自分を責めるのでもなく、
どのような状態にしたいのか?そのために何ができるのか?を考えるのである。
コーチングの場面でも、主体性を失っている人(クライアント、部下など)には、
以下のような(主体性を取り戻すための)質問を行う。
・「もし、あなたにも原因の一端があるとしたら、何だと思いますか?」
・「もし、あなたの行動が、その現状を変える突破口になるとしたら、
何からしますか?」
・「あなたのどんな能力を高めたら、その状況を解説できますか?」
・「あなたの影響力の範囲で何かできることがあるとしたら、何ですか?」
・「相手が変わらないとしたら、あなたはどうしますか?」
主体的に生きるとは、次のような立場で生きること。
「自分が、自分の人生を創り出している源である。」
「自分の人生は、他人によって振り回されたりするものではなく、
すべて自分の選択によって創られている。」
「自分こそが、自分の人生の創造主である。」
被害者から創造主にシフトした時、人の能力は最大限に発揮されるのである。
<感想&気付き>
忙しいからできない、子供がいるからできない、・・・それは言い訳。
自分は、どのような状態にしたいのか、何を望むのか。
そしてそのために、「自分が今できること」は何なのか。
言い訳探し、原因は他人にあると考え、相手を恨んだり愚痴を言ったりすること。
・・・それらは、何の解決にもならないし、生産的な内容にもならない。
過去、相手、結果はコントロールできない。
でも、「今、自分にできること」はコントロールできる。
今、自分にできることは何か。
望むことを達成するために、自分は今、どんな行動を起こせばよいのか。
・自分の夢や目標を考える。
・自分にできることを考える。
・計画する。
・実行する。
・継続する。
◎夢が叶う。
一連の内容について、そのポイントや上手な工夫は、
このIKUJIコーチング(ワクワクチャレンジ)の中で、
何度も何度も、たくさんたくさん紹介されてきた。
あとは、
・主体性
・行動(とその継続)
・・・それに尽きると言うことだ。
つまり、自分次第。
世の中には、コントロールできることとできないことがある。
それを十分認識した上で、
「自分にできること」を紡いでいこう。
自分の人生の創造主となろう
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