【54】行動継続の極意!脳のメカニズムに基づく方法とは?

じぶん理解

【54】行動継続の極意!脳のメカニズムに基づく方法とは?

行動の力シリーズ第9弾。


▼今回の記事
行動継続の極意があった!脳のメカニズムに基づく方法とは?


<覚書>
行動を継続する秘訣について。

(1)3日ぼうずになりやすいタイプ。
・好奇心旺盛で感受性が豊か、興奮しやすいタイプの人
つまり熱しやすく冷めやすいタイプ。

○脳内ホルモンで説明すると、このタイプの人は、
最初の行動(1回目のジェットコースター)の時に、
大量のドーパミン(快感のホルモン)を分泌し過ぎてしまい、
2回目以降の分泌量との落差が激しいため、
2回目以降は快感が感じられなくなるそうである。
つまり、最初は満足感が高いのだが、
次はそうでもないので、すぐにモチベーションが下がってしまう。

○またこのタイプの人は、大きな達成感とか興奮を求めるため、
途中の細かい目標を設定しないという傾向がある。
つまり、途中での達成感を期待しないで動いてしまう。

(2)行動を継続できるタイプ。また、継続するポイント。
○最初から頑張り過ぎない。無理のない行動、無理のないペースで始める。
(最初と途中経過で、脳内のドーパミン分泌量に落差をつけないため。)

○いやな時はやらない。
行動を継続できるタイプの人は、「辛い時には無理せず行動をやめて、
調子がよくなった時に行動を再開する」人たちが多い。
逆に、「例外は無し!1日も休まず継続する!」という人の方が、挫折しやすい。

途中の小さな目標を段階的に作って、
小さな達成感をたくさん感じながら進んでいく
プランを作る。
達成感を小出しに味わうと、モチベーションが落ちにくい。

(3)人間は、3.5日ごとにモチベーションがダウンしやすい。
○東京女子医科大学付属病院の大塚邦明先生によると、人間には
3.5日周期の生体リズムがあって、3.5日ごとに生体機能やヤル気が
低下するという。(三日ぼうずという言葉にも根拠があった!)

○そんな時に無理して頑張り、「もう嫌だ」と思うところまで行動してしまうと、
脳が嫌な記憶として覚えてしまい、再スタートにブレーキをかけてしまう。

○モチベーションがダウンしている時に、無理せず行動することを休めば、
脳に嫌な記憶が残らないので、再スタートしやすい。

○3日ぼうずは悪いことではない。5日目に、もう一度スタートできれば問題ないのだ。
3日ぼうずを1年間やると、たいへんな成果が上がる。
1年間の四分の三の期間、努力したということになるから。
人には誰しも波がある。疲れる日だってある。
そういう時は気分転換し、休んでいいのだ。次の日からまた続ければ。

(4)行動を継続させるためのアイディア
○スタンプカードみたいなものを作って、「△△△をしたら、スタンプ1つ。」
のようなルールを作り、行動する度にスタンプを押していく。
(途中の達成感を味わうために。)

○この台紙(スタンプカード)は、目に見えるところに貼っておくのがポイント。
また、例えばスタンプが5つたまるごとに、自分にこのご褒美・・・のように
決めておいて、そのつど達成感を味わうようにする。

○家族や友人など、周囲の人にサポートしてもらう。
・スタンプカードのスタンプを押してもらう。
・承認の言葉や励ましの言葉をもらう。
・アイディアや智恵を出してもらう。(これらは、遠慮せずに頼んでもよい。)

○また、「チーム」を作ることも非常に効果的。
一人でやるのとはまったく違う次元で、行動の継続を楽しむことができる。
励ましあうこともできる。

【補足】行動の始めは形からでも。継続の段階になったら無理せずに。

・行動の第一歩は、ヤル気が出なくても、とりあえず形からでも(形入法)始める
ことが効果的。しかし継続の段階では、「いやな時や辛い時は無理をしない」と
いうスタンスの方が、一般的に有効な場合が多い。

・ケースバイケースで、最終的には自分で判断。

・随時、次の質問を自分に投げかけてみた方がいい。

・今の自分には、どのやり方が最適か?
・今の場面にはどのやり方が最適か?

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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