ワークライフバランス
仕事に喰われ、自分や家庭や育児が立ちゆかなくなって、
教員を辞めてしまった私。
教員であったからこそ、家庭や親がバランスを崩すことによって、
子に、計り知れない影響を与えてしまうことは、分かっていた。
「ワーク・ライフ・バランス」は、
私にとって、切っても切り離せない問題。
最初は単純に、仕事と家庭の両立が難しい、
女性特有の悩みというか、課題なのだと考えていた。
でも、それは浅すぎる解釈だった。
最近、新聞などにも出てくるようになった、「ワークライフバランス」
という言葉だけれど、これは、企業の課題でもあり、日本の少子化対策
を考える上でのキーワードでもある。
そして、家庭を持つ女性だけの問題ではない。
男性を含めた、全ての個人に関わる、重要な問題。
興味を持った方はこちらをどうぞ。↓
○「ワークライフバランス」を日本で提唱した、第一人者、
パク・ジョアン・スックチャさんの対談記事。
http://www.ewoman.co.jp/winwin/58jp/01.html
○カウンセラーとして、家族問題に関わっている中尾英司さんの
ブログ記事。
http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-210.html
中尾さんは、ブログで面白いことを書いている。
「work life balance」と書くように、「life」(人生、生きがい・・・いろいろな意味がある、
深い言葉です。)は、中心に据えなくてはいけないのだと。
私も、本当にそうだよな、と思う。
個人や家庭が満たされず、無理がある状態では、
企業が、真に生産性をあげることも、
自殺や少年犯罪の少ない、豊かな社会を実現することも、
深刻な少子化を食い止めることも、
なし得ないだろうと改めて感じる。
少なくとも、子どもたちの、豊かな成長を考えるなら。
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