いっしょにIKUJI セルフコーチング ワクチャレ


<最高の人間関係を築く手法 その1>
【81】間違いを指摘しても変わらない!行動改善を促す秘訣は?

 


 

<覚書>

・「子どもに言うことを聴かせたい。」
・「部下や生徒に、こうなってもらいたい。」
・「夫や友人に、こんな行動を促したい。」
 
こういう気持ちには、よくなるもの。
そして、「過去と他人は変えられない」とよく言うけれど・・・。
ワクワクチャレンジ最後のシリーズは、
 
●相手に自己重要感(自分は重要な人間だ!という実感)を与え、
●相手のやる気と勇気を引き出し、
●相手との信頼関係を強める
 

・・・ための方法について、語っている。

このことを考えるのに、ぜひ一度読んでもらいたい本がある。
この本は、世界中の成功者や実業家から、「影響を受けた本」として
支持され続けている究極のロングセラーだ。
昭和33年には日本語にも翻訳され、その後日本でも四十数年以上もロングセラーを続けている。

その本は・・・デール・カーネギー著 「人を動かす」である。

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この本の中に書いてある「人に影響を与える秘訣」は、ホンモノの知恵で
あり、コーチングに通じるものだ!と 野口さんは言う。

今回の記事では、本の中でも、特に中核をなすエッセンスについて、

2つ取り上げて書いてある。

(1)「盗人にも五分の理を認める」

間違ったことをした人に対して、
「おまえは間違っている!なぜなら・・・」という指摘をするよりも、
本人の立場に理解を示すスタンスで指導することを、この本では勧めている。

なぜなら、指導された人がどのくらい積極的に行動を改善するかという
視点で見ると、後者の方が圧倒的に効果が高いから
だ。

人間は、たとえ自分がどんなに間違っていても、それを認めたくないのだ。
だからそれを指摘されたら、自尊心を傷つけた相手に対して、反抗心を
起こしてしまう。

心理学者のB・F・スキナーも、動物の訓練で、善いことをしたときに褒美を
やった場合と、間違ったときに罰を与えた場合とを比べると、前の場合(褒美)
の方が、はるかによく物事を覚え、訓練の効果が上がることを実証している。

そして、その後の研究から、同じことが人間にも当てはまることが明らかになった。

人間に対しても、間違いを指摘するより、できたことや頑張ったことを承認
してあげた方が、物事を効率よく覚え、訓練効果が上がるのである。

「どうしてこいつは、何回叱ってもダメなのだ?」
「なぜ、うちの子は、叱っても叱っても直らないの?」

「何回も叱る」というやり方が、本人の改善意欲を失わせていた
のかもしれない。

できた時に、どのくらい認めてあげているか?
どのくらい、相手の自己重要感を満たしてあげているか?

相手の間違いに目をつぶれ、ということではない。
問題は、「どのように指導し、どのようにサポートするか?」である。

 

(2)人を動かす秘訣は、たった一つ。
   「みずから動きたくなる気持ちを起こさせること」。

   そのために、「自己重要感」を与えること。

誰もが最も欲しているもの、人間が持つ、最も根強い衝動は、
「重要人物でありたい」という欲求である。心理学者ウィリアム・ジェームズは、「人間の持つ性質のうちで最も強い
ものは、他人に認められることを渇望する気持ちである」という。
希望とか待望とかいうなまぬるい言葉ではなく、あえて渇望という言葉を
使っている。

他人のこのような気持ちを満たしてやることが、人を動かすためにも、
信頼関係を構築するためにも、大きな秘訣である。

コーチングでは、相手に重要感を持ってもらうために、「承認」を使う。
承認とは、相手の存在を認める行為である。

また、先日の記事

「自己重要感を育てるストロークとは?」で出てきた

「肯定的ストローク」も、まさしく「承認」である。次回以降、「承認」の具体的・実践的方法について、取り上げていく。

 自己受容

<感想>
>「なぜ、うちの子は、叱っても叱っても直らないの?」
>「何回も叱る」というやり方が、本人の改善意欲を失わせていた
>のかもしれません。
あいたたた~! という感じです。(^^;)
できた時の「承認」は、比較的、してあげているかな、と思うのですが、
できないことに関しても、ついつい、しつこく言ってしまいます。
特に、しつけに関わる内容だと、どうしても・・・。
(食事、片付け、トイレ、手洗いなど)

相手の間違いに目をつぶれ、ということではなく、

問題は、「どのように伝えるか」「どのようにサポートするか」ということ。そして、
普段どれくらい、子供たちの「自己重要感」を満たしてあげているか
ということ・・・。 【69】自己重要感を育てる「ストローク」とは? の回にも出てきたように、
”条件付き”と”無条件”、両方の「肯定的ストローク」を、子供たちに
与えられるよう、意識していきたいと思います。そして「肯定的ストローク」は、私自身にも・・・ね。