2007年1月31日

母とのこと【3】からの続きです。

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母への感謝の言葉を告げ、私は、「母をゆるせなかった」自分を卒業することができました。
33年かかって、やっと、ここに来ました。
ここに来るまでには、本当にいろいろな葛藤や出来事がありました。

・・・今、野口さんの「鏡の法則」が有名になり、これを読んで、実行したとか、実行できないとか言っている方が大勢います。

私は、「実行できない。」と悩んでいる方に伝えたいことがあります。
それを、この場をお借りして書かせて頂きたいと思います。 自分自身のためにも、これは、まとめておきたいことなんです。

 

伝えたいこと、それは2つあります。

1つ目。

実行行できない、許せない、と思っているあなた。

それだけ、あなたの葛藤や心の傷は大きいのだ。
・・・という事を、まずは受けとめて下さい。

 

語弊があるかも知れませんが、「鏡の法則」を読んで、「ああ、その通りだ。親への感謝の言葉を伝えなきゃ。」と思い、すぐに行動に移せる人は、親またはその”許せない人”に対する思いが、それほど深刻ではなかった のです。

私も、ここに来るまでには、いろいろな道や時間を過ごしてきました。心療内科の門を叩いたり、アダルトチルドレン関係の本を読んだり、それから2年前には、メールや電話でのカウンセリングを、数ヶ月受けていました。

そういう、いろいろな経験や経過があった上で、そして何よりも、自分が家事・育児で苦労する、という実体験があった上で今回の実践が果たせたんだと思っています。

だから、「実践できない」と思っているあなた。
それだけ、あなたの傷や葛藤が深いのだということを、まずは認めてあげて下さい。

あなたのその、どこか消化できずにいる感情・・・。
それを、何らかの方法で、解消したり、満たしてやる必要があると思います。

ママイキのひろっしゅコーチの言葉を借りるなら、「感情の成仏」ですね。 多分、成仏されていない、自分自身の感情があるんだと思います。
それを何とかしないことには、多分、前に進めないでしょう。

 

どうすれば成仏できるのか?
その方法については、ここでは深く触れませんね。

ただ、矛盾することを言うようですが、私は、「完全に成仏させよう」とも、考えない方がいい気がしています。
「完全な満足」「完全な納得感」は、求めない方がいいです。

どこかで、「これでいいや。」とケリをつける。区切りをつける。
ある程度納得できたら、後は、

・その感情を いつまでも引きずるか。
・もう、区切りをつけて前に進むか。

どちらか、自分が幸せな方向を 選択すべきだと思います。

 

2つ目。

「鏡の法則」を実践したからといって、「許した」からといって、全てが、解決するわけじゃない。
・・・ということです。

 

鏡の法則を読むと、その勇気ある行動を起こせば、全てが解決に向かうような錯覚を覚えます。
実は私も、正直それを期待していました。 そのことで、私の問題、育児、人生、全てがうまくいくなら・・・という、甘い期待も抱いていたのです。

でも、それは錯覚でした。甘えでした。
そもそも、そういう発想って、他力本願的ですよね・・・。

私の場合は、母への告白を終えて、これでもう、
「子供が言う事を聞かない時、許せなくなってしまう自分」を解決できるのではないか、と考えていました。

ところが、そうではありませんでした。

やっぱり、「子供が言う事を聞かない」ことに対して、敏感に反応している私がいるのです。
しかも、生理前のためかどうか分からないのですが、告白後、前よりひどくなったような気もしました。

 

解決していない。

告白だけでは、私の課題は解決していないんだ。

 

・・・愕然となりました。

それから、本当に考えました。

 

母に対する「許せない」という思いは、自分の頭(顕在意識)の上では、本当にもう、全然ないのです。
それだけでも、今までに比べたら ものすごい進歩なので、私は救われた気持ちになっています。

けれど、

私がまだ自覚もできていない部分で、「成仏できていない感情」があるように感じています。
最近になって、ようやくその感情が おぼろ気ながら見えてきました。 母を許す、許さないの問題とはもう切り離して、
その部分に取り組んでいきたいと思っています。

また私は、私の中に形成されてしまった「思考のクセ」、「ビリーフ」と、戦わなくてはいけません。

 

今までは、母を恨んだり、いろいろなことのせいにしていましたが、もう、責任転嫁する訳には行きません。
理由や原因が、仮に自分の成育歴にあったとしても、そこへ責任転嫁するだけでは、問題は解決しないのです。

現実問題として、私が今持ってしまっている、「思考のクセ」。「ものさし」。「ビリーフ」。
これを、何とか解決しなくてはいけない・・・。

長くなったので、このことはまた、別の機会に書きます。

ただ、そのことに気が付くことができた。
親や他のことのせいにせず、自分の責任と行動で、何とかしていこうと考えられるようになった・・・のは、今回の、最高の成果だったな、と考えています。

最後にまとめると、

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1、「成仏できていない感情」をまずは受容し、何とかケリをつけること。

2、自分の課題を、責任転嫁せずに、自分で何とかすること。
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長かった「母とのこと」シリーズは、これでもう、終わりにしますね。
私自身、ひとまずこれで、ケリをつけられたと思っています。
長文をお付き合い下さった皆さん、本当にありがとうございました。

私の体験や考えが、どなたかのきっかけになったとしたら、これ以上 嬉しいことはありません。

また、こんな私の経験や思いを、必ず、「育児ママをサポートしたい」という、私の活動へと活かしていきます。
本当に皆さん、ありがとうございました。