2008年8月25日

「自分の課題を克服するためには、どうしたらよいのか。」
という記事を、心理学的なところや、私の経験などから、しばらく こちらに綴っていこうと思います。

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≪前回の記事の内容はこちら≫
1.自分の課題を明確にする。
2.感情レベルのアタックポイントを探す。

≪今回の記事の内容はこちら≫
1.感情部分を、(誰かに)とことん認めてもらう。
2.感情部分を、(自分でも)とことん認めてあげる。

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世の中には、責める人が多すぎる気がします。
マスコミを始めとして、国民全てが、まるで、「一億・総批評家」時代です。

私が週末に行った家族旅行でも、せっかく、温泉でくつろいでいる中、 どこかのおばさんたちが、一生懸命に福田総理や政治家や、公務員の 批判を言って、盛り上がっていました。

たくさんの「情報」、他人の「意見」(新聞、週刊誌、テレビのコメンテーターなど)、 もっともそうな「正論」や「理想」があふれていて、ついつい、それを使って、 「間違っている者の批判」 をしたくなりますね。

普通はこうすべき。
あれは間違っている。って。

そんな風に語っていると、まるで、
自分は正しいような、安全な所にいるような錯覚に陥ります。

でも・・・

この、世の中全体にはびこっている「批判グセ」は、
私は、大変危険だと感じてしまいます。

(特に、自分自身は何も行動しないで、批判だけ、口だけ出しているような場合です。例えば、オリンピックで頑張った選手に対して、「日本の代表で行ったくせに、メダルも取れないで!」と批判しているようなのは、その典型だと私は考えます。)

この批判、批評グセ・・・。

他人に向けられる時も危険なのですが、 私が、自分自身の経験や、カウンセリングの経験で特に感じるのは、
「自分自身にも、このクセで 責めている人が多い」。
その恐ろしい現実です。

つまり、自分が
「みんなと一緒じゃない」「正しくない」「理想的でない」(と思える)時、 そんな自分を、自分でも、批評してしまうのです。 責めてしまう
のです。

 

人は、もともと 認められたい生き物です。

なのに、「お前は間違っている。」「こうすべきなのに。」
 そう責められる時、責められ続ける時、どんな感情や状態が起こるでしょうか。

自分に自信がある人が、時に、他人に責められるような場合は、 「なにくそ!」と反論したり、その反発心から いい結果を出す、ということも、 もしかしたら あるのかも知れません。

でも、そうでない場合。
すでに自信を失ったり、エネルギーを消耗したりしている場合・・・。
お前はダメだ。間違っている。と責められ続ける場合・・・。

きっと、ものすごい悪循環が、その人の中に生じてしまいます。
自信喪失。自己否定感。意欲ややる気の消失・・・。
そう、その人の「生きる力を奪ってしまう」 と思うのです。

そして、この相手の生きる力を奪う、「批評家」「責め手」に、 自分自身がなってしまっている場合が、ある。
意外とある。

それが、怖いと思います。

 

・・・実は、私もそうでした。

完璧主義者、理想主義者的な人は、そうなりがちだと思います。
ああ、なかなか本題にいけないですね。(^^;)

私は、人は(長期的に見た場合)、批判や責められることでは、力を発揮できないと思うのです。

安心。
自信。
伸び伸びと自分を出せる(表現できる)環境。
それがないと、本来の力を発揮できない と思うのです。

そして、世の中には、絶対に否定できないものがあります。
それは、人の命、存在、感情など です。(詳しくは過去記事のこちら。)

「殺したい」というくらいの、強い憎しみの感情だって、否定することは出来ない。
実際に「殺す」という行動に移してしまったら、もちろんダメですが、(つまり、行動を否定することはできますが)
湧き起こる感情自体を、否定することはできません。

 

なのに、自分の感情を否定しようとしたり、
コントロールして、抑えようとしたりする人が、たくさんいます。

行動は、否定もコントロールもできるけど、
感情自体は、否定もコントロールもできない。

私が考えている結論です。

だから・・・

(1)感情部分を、(誰かに)とことん認めてもらう
(2)感情部分を、(自分でも)とことん認めてあげる

このことは、とても大事だと考えています。

                 ・・・長くなったので、次回に続きます。(^^;)