私の講座やカウンセリングのスタイル。
先日、つくばで行った、以下の3回連続講座が無事おわった。
◆5~6月開催: 「カウンセラーが伝える人間関係スキルアップ講座(全3回)」
◆9~10月開催: 「カウンセラーが伝えるストレス・コントロール講座(全3回)」
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
私は今年初めに、「今年はセミナーを開催します」と宣言したけれど、
ひとまずは有言実行できて、よかった。(^^;)
そして、今回講座をやらせてもらって、
また、最近カウンセリングをしていても、非常に実感することがある。
今回は、それを書き留めておきたい。
◆私の傾向、私のスタイル
私が最近実感すること。
それは、私が提供する講座やカウンセリングは、
参加する方と「共に創り出していく」。そのスタイルであるべきだ!ということ。
そのスタイルになっている方が、結果が出ている気がする。
私の”持ち味”みたいなものも、恐らくそちらの方が、出ている。
また、お客様の感想などを聴いても、そのスタイルになっている時の方が、
効果や満足感を感じてもらえているようである。
講師業で考えると違いが分かりやすいのだが、私は残念ながら、圧倒的な魅力や迫力、
あるいは面白トークなどで、お客様をグッと引き付けるタイプ「ではない」。
以前、ある有名な講師の方に師事していた時期があったが、
彼女はまさにそんなタイプで、カリスマ性を感じる方だった。
圧倒的なパワー、テンポのよさ、面白トークなどで、一気に受講生をひきつける。
そんな輝きをもつ、素晴らしい講師だった。
しかし、残念だけど私には、そのようなカリスマ性やオーラはないかな…。(^^;)
私はきっと、少人数(講座なら20名位まで?)や個人を対象に、
じっくり丁寧に対応していく方が合っているタイプだと思う。
(とは言っても、200名を対象にした職場研修も何度も経験させてもらったし、
絶対無理!とまでは思わないのだが…。)
また一方で、「お客様にお伝えしたい!」「お役に立ちたい!」
という意欲やエネルギーは、意外と大きい。
自分がこれまでに学んできたこと、経験してきたことで、
お客様のお役に立てそうと思う情報は、やはり、積極的にお伝えしたいと思っている。
だから、特に講師業では、資料作成や事前準備に、結構な労力をかける方だ。
でも、講座当日は別。
私は、講座はあくまで「ライブ」だと思っているから、
講座当日に、自分が準備してきたものを、ただ一方的に押しつける。
そのような講座には、したくない。
当日のお客様の様子、ニーズ、反応などをしっかり見ながら、柔軟に進めていきたい。
そのために、時間制約はあるけれど、「質疑応答」や「意見をシェアする」時間は、
なるべく多くとろうと思っている。
そして、受講生から出た意見や質問を材料に、自分が伝えたいことをお伝えする。
そんな、共同作業というか「共に創り出していく」形。
そのような形が取れるよう、なるべく意識している。
先にも書いたように、そちらの方が、
お客様の満足感や「結果を出す」に、結びついている気がするから。
◆お客様にも、意識してもらいたいこと
私は、上のような考えを持っているし、そちらの方が合っているタイプだ。
でも、私のタイプとか考えなどは別にしても、お客様にはやはり、
「自分が、学びに来たんだ。」
「自分が、欲しいものをしっかり獲っていくんだ。」
・・・というような、主体的な姿勢でいてほしい。
表現が少し強く感じるかも知れないけれど、
講師やカウンセラーに、与えてもらおう、救ってもらおうという、
「受け身」や「依存」の姿勢では、得られるものは少ないように思う。
カウンセリングでも、結果の出るお客様と、なかなか難しいお客様、
その違いは何だろうとよく考えることがある。
もちろん、私の力不足もあるかも知れないが、それだけでなく、
この、自分が問題を解決するという「主体的姿勢」が、お客様にあるかどうか、
ここの違いも、結構大きいのではないか。
私はよく、カウンセリングや講座を始める時に、
「今日はどんな時間にしたいか」「何を解決したくてこちらに来たか」
ということを尋ねるのだが、
これも、お客様に目的意識を持ってほしい、思い出してほしい。
という思いから。
同時に、それを私に教えてもらうことで、
互いに共通認識をもって、共に、そこのゴールを目指して取り組んでいきたいから。
そのような思いがあって、毎回毎回、伺っているのである。
講座も、カウンセリングも、「共同作業」。
どちらが上とか下とか、ましてや「先生」とかではなく、
「対等に」「共に創り出していく」もの。
これからも、そのような意識をもって、私は取り組んでいきたい。
▼2015年12月にも、東京でこちらの講座を開催します。詳細は画像をクリック!
why 何で?何のために?がないと自発的になるのは難しいと思います
本田宗一郎に応えたいからチャンピオンになったF1チーム、本橋恵美トレーナーにほめてほしいから体幹トレーニングを頑張っている(と公言している)登山家 野口健、相撲好きのおじいさんとお話ししたいから相撲の勉強をしたデーモン閣下
私自身トレーニングをしばらく休んで、最近再開したばかりなので股関節の筋肉痛と格闘していま
す
トレーナーに見捨てられたくない(現在見捨てられています)との思いで地味なトレーニングを自宅で寂しくしています
何となくじゃ こんな地味でハードなことできません
ジョンソン3号さん
≫why 何で?何のために?がないと自発的になるのは難しいと思います
まさにそうですね。
なぜ、何のために、それに取り組むのか。
そして、ジョンソン3号さんが挙げてくれた例やご自身の例は、全て、大切な「誰か」がいるものですね。
それが例え自己満足でも、「誰かのために頑張りたい」というエネルギーは、とても強いと思います。