長男と私(6)~自転車に乗れた日の夜~
※長男と私(5)の続きです。
何だかその夜は、長男よりも私の方が嬉しくて、
(しつこいようだけど、自転車が乗れるようになったことよりも、
あの長男が、「頑張って取り組み続けた」。
そのことが、嬉しかったのよ!感動したのよ!)
何度も何度も、
「よかったね!頑張ったね!」
と言い続けてしまった。
その日の夕食後。
「ボク、ママの顔描く~!」
急に長男が言い出して、クーピーとお絵かき帳を取り出し、
私の顔を、一生懸命に描き始めた。
長男はこれまでにも、私の顔を描いてくれることがあったのだけど、
たまに、”鬼“のような顔とか、”バケモノ“のような顔とかに描かれることがあって、
(↓こんなの。)そのことが、頭をよぎった。
(また、ヘンな顔描くんじゃないだろうな・・・。)
でも。
(・・・おっ。今日はまともな顔だ。)
最初、私の身体に”腕“を描いていなかった。
(腕を描かないのって、愛情不足の子どもがそう描くって聞いたことあるな・・・)
なんて、また、余計なことを(^^;)頭によぎらせたりしていた。
・・・と同時くらいに、長男が、ちゃんと「腕」を描き始めた。
大きな手も描きそえた。
・・・これって・・・。
もしかして、今日自転車の練習をした時に、
私がこの子の前に立って、何度も大きく手を広げて、
「おいで!」
「そうそう!」
なんて励ましていた、あの様子を描いてくれたのかしら。
違うかも知れないし、
そうかも知れないけど・・・
何だかこの絵が、私にはすごく嬉しかった。
とにかく!
良かったね、息子!
頑張っていたアナタ、とってもカッコよかったよ!
頑張っていないアナタも好きだけど、
頑張っているアナタは、もっと好き!
今日のあなたは、とにかくカッコ良かった!
長男は言った。
「明日も自転車乗りたい。」
よーし、明日もまた、頑張ろうね!!
・・・長男と私の関係が、ちょっと良くなったかも知れない。
この自転車イベントは、とても有り難い機会になった。
※長男と私(7)に続く。
子どもってちゃんと観て、しっかり感じているね。
素敵なままの笑顔、きっとココロにやきついたでしょうね~。宝がいっぱいだね☆
なんかじーんとしちゃいましたよう。
うちも、同い年のお友達が次々と補助輪を外していて
私*が*焦ってます。
しかし、娘もあまり自転車に乗る機会が多くないので
外せるにはもうしばらくかかりそう・・・とほほ。
せっかくコメントを頂いたのに、お返事が大変遅れてしまい、
申し訳ありませんでした。
記事を読んで頂いたこと、コメントまで頂いたこと、
とても感謝しています。
■yukkie♪HappyWomanサポーターさん
ありがとうございます。
そう言ってもらえると嬉しいです。
あの日のこと、この絵、本当に宝物になりました♪
■nyoroさん
そうなんですよね~。
子どもよりも、親の方が焦っちゃうんです。
でも自転車は本当に「乗る機会」が少ないと難しいですよね~。