
世間は賑やかで、自分もバタバタになりがちな年末年始。
だからこそ、こんな時間を大切にしてほしい、それを味わう時間を作ってもらいたいと思ったことがありました。
年末年始のご挨拶に代えて、そのことをシェアさせてください。
特別なタイミングだからこそ、味わう時間を
年末年始は、家族が集まったり、年の変わり目だったり、やっぱり特別なタイミングですよね。そんな特別なタイミングだからこそ、大切なことを味わい、自分の素直な心に向き合う。そんな時間を、意識して設けてあげませんか?
時の流れは意外と早く、毎日の情報や生活に追われていると、あっという間に過ぎていくものです。そんな中、気が付けば大切な存在やことを、どこかで後回しにしてしまっているかも知れません。おろそかにしているかも知れません。
深呼吸をして、改めて自分の身の回りをじっくり眺めてみれば、そこに、今しか味わえない大切なものがあるのではないでしょうか。
家族4人+猫1匹。いま味わえている時間
私事ですが、この年末年始は久しぶりに、家族4人+猫1匹が揃った時間を過ごせています。
24歳の息子は今年の夏から一人暮らしをはじめ、大学進学をした夫は、平日は単身赴任のような生活をしています。そのため、私は大学4年の娘と、平日は2人きりの生活となりました。
でもこの娘も、いつまで自宅で一緒に生活できるかわかりません。愛猫も16歳となり、衰えがだいぶ見えてきました。実家に住む両親も高齢のため、いろいろ気になるところです。
そんなふうに、「当たり前のように一緒にいた・いる」存在も、いつまでその「当たり前」が続くのかは、正直分からないものなんだなと、つくづく実感しています。大切な存在と一緒にいられる時間は、意外と短く、限られた時間なのかも知れません。
家族がいてもいなくても、大切にしたい存在
「私には、そんな大切な家族はいない」とおっしゃる方もいるでしょう。でも、そんな方も、お友達や仕事関係で関わる「当たり前だった存在」や大切な方と、いつまで当たり前のように関われるかは、正直わからないと思います。
「私には、そんな友人・知人もいない。私はひとりだ。」とおっしゃる方もいるかも知れません。でもそんな方も、「当たり前のような今の自分自身」と、しっかり向き合うことが、やはり大切ではないでしょうか。
「わたし」も、一年一年、確実に年をとっていきます。時代の変化も早いです。そんな中、これまで当たり前だったようなやり方が通用しなくなったり、あるいは、若いころは当たり前のように出来ていたことが、年を重ねて難しくなったり、ということはあると思います。
そんな今の自分にちゃんと向き合って、「今の自分」や「これからの自分」のために、合う生き方や生活スタイルを探っていってあげることも、大切なことではないでしょうか。
今ここにあるものを、じっくり慈しむ年末年始に
年末年始は、そんな「当たり前」「普段はなんとなく見過ごしている」ような、「大切なものや存在」の有り難さを、改めてかみしめてあげることができるタイミングではないでしょうか。
今しか味わえない、または気づけないようなことが、今ここにあるかも知れません。
その大切さを改めて思い返し、じっくり味わうような、慈しむような、そんな時間をぜひ設けてあげてほしいです。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。
私も、少しでも味わう時間を設けて、新年を迎えたいと思います。




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