facebookでも書いた内容ですが、こちらでも、ご紹介。
コロナで「集団思考」に陥る怖さ
精神科医の和田秀樹氏が
以下の記事で述べている見解が、
本当にその通りだと思いました。
★コロナ死よりはるかに多い「外出自粛死」「経済自粛死」の恐怖(プレジデントオンライン) – goo ニュース
ちなみに、この記事で述べられている
「集団浅慮」または「集団思考」とは、下記の通り。
★元の英語は「group think(グループ・シンク)」。
米国の心理学者ジャニスが提唱。戦時中など危機的状況におかれた時、
集団がそのストレスから、偏った思考・傾向に突っ走っていき、
誤った政策決定にも繋がっていくような現象を指す。
一致団結を過剰に求めたり、異なる意見は、抑圧・排除・蔑視されたりする。
今話題の「コロナ自警団」などを見ていると、
まさに、戦時中の日本って、こんな感じだったのかな、
と思うんですよね。
戦時ドラマでよく見る、
「非国民!」と 近所の人を取り締まる、
あの、おじさん・おばさんたち。
まさに、あれじゃないですか。
感染予防に努めることは確かに大事だけれども、
偏った集団思考、
はては誤った政策決定に
突っ走っていくことは、
本当に避けてもらいたいことです。
昨日の「緊急事態宣言一部解除」で、
冷静な見方、建設的な見方が
広がってくれるといいのですが・・・。
▼以下、記事より一部、抜粋して引用します。
詳しくは、リンク先の元記事でどうぞ。
コロナ死よりはるかに多い「外出自粛死」「経済自粛死」の恐怖(プレジデントオンライン) – goo ニュース
・外出自粛の結果、コロナによる死者よりはるかに多くの『自粛死』が出るおそれがある。専門家会議や政府の決定は『集団的浅慮』のパターンに陥っている
・私が問題にしたいのは、日本列島に蔓延する「自粛・休業=絶対善」で、そうでない人を敵視し、異論の主張を認めないという嫌な風潮だ。
・政府が提示するのは、「自宅に引きこもれ」という選択肢のみだが、自粛を強いることの負の側面・危険性は何も言わない。そして、経済的な側面を含め、アフターコロナの出口戦略がほとんど策定できていない。
・外出自粛の期間が2倍になったことで、うつ病、アルコール依存症、ロコモティブシンドロームになるリスクは確実に高まったはずだ。
・こういう危険を専門家会議や政府が真剣に検討したように思えない。むしろ感染者が減ってきて、この自粛政策がうまくいった部分ばかりが強調される。これが集団的浅慮によるものだと考えるのは、精神科医や心理学者の偏った見方なのだろうか。
・異論に耳を傾けず、一方向だけの正義しかないと考えるとすれば、それは極めて危険な集団思考と言われても仕方ないのではないか。
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