夫のために稼ぎたい。その2

出版チャレンジ

私はなぜ出版したいのか、について、
下記のように綴っています。

今回は、一覧の4番目の記事です。
私が出版したい理由、記事一覧
【理由1】自分のためにまとめたい。
【理由2】役立つ誰かに届けたい
【理由3】 夫のために稼ぎたい。
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夫のために稼ぎたい。その3

夫のために稼ぎたい、その2

ガッツポーズ

 

夫は、子どもたちが無事、
大学や専門学校を卒業したら、
定年前に早期退職をして、
「薬学を勉強したい」という夢を持っています。
そして叶うなら、薬剤師になりたいとも。

どうして夫は、そういう夢を持っているのでしょうか?
実は 夫には、
次のような経験があるから
です。

◆以下も、夫の了承を得て、許可をもらった範囲で書いています。
このことをわざわざブログに書くのは、
私も後から読み返して、初心を思い出せるようにしたいから。
それから、わが家の子どもたちにも、いつかこれを読んでもらって、
知ってほしい気持ちがあるからです。

夫が薬学を勉強したい理由

夫は、3歳の時に 父親を病気で亡くし、
母一人・子一人の 母子家庭で育ちました。

苦労することも たくさんあったけれど、
お母さんに 大変愛されて育ったようです。

そして夫は大人になり、公務員になりました。
今度は夫が、お母さんを経済的に支える生活になりました。

そんな生活を送って4年。
夫が22歳の時、
お母さんは  急性の白血病になってしまいます。

まさに、2020年3月までやっていた、
朝ドラ「スカーレット」のような体験
夫はしたようです。
(ドラマでは、息子が白血病、母親が支える側でしたが。)

息子である、夫の骨髄の型は合わない。
親戚の叔父伯母たちにも、
骨髄検査をしてもらえるよう、頭を下げてまわった。

でも、結局お母さんは、
最後まで骨髄提供を受けることは叶わず…。
1年の闘病後、亡くなってしまいました。
夫が23歳、私と出会う9年前のことでした。

日本に骨髄バンクができたのは、
夫が24歳の時。
夫は、発足と同時にドナー登録をしています。

そしてこれは、
私と結婚してからになりますが、
夫はドナーとして、二度の骨髄提供をしています。

(でも、骨髄提供ってすごく大変なんですよ。提供前の検査とか、家族も同席しての同意とか、様々なことを求められます。また提供の時は、一週間も仕事を休んで、入院しなくてはいけません。)

ちなみに、
骨髄提供を受ける患者さんとドナーは、
お互いに会うことも、やり取りをすることも、
できない決まりになっています。

ですが1回だけ、患者さんが名前を伏せた形で、
一方通行の、感謝のお手紙をもらったことがありました。

そこにあった、溢れるほどの感謝の言葉。

夫は、実母の命は救えなかったけれど、
別の誰かの命は、救うことができた
んですよね。
夫が、とても嬉しそうだったことを、覚えています。

そんな経験がある夫なので、
医学とか、薬学とかに、
大変 関心がある
のです。
特に、ガン治療に何らかの形で関わりたいようです。

一時期は、医学部受験も考えていたようですが、
さすがに(学力的にも)厳しいことが分かり、
今では、薬学の道を目指しているようです。

・・・またまた、文章が長くなってしまいました。
すみません、次回でまとめたいと思います。(^^;)

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【理由1】自分のためにまとめたい。
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四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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