子供たちに怒鳴る時もあれど、内観以来、心穏やかな日が続いている。

・・・あれから2週間。

内観直後のような、新鮮で粛々とした気持ちは、正直薄れてきてはいるけれど、
それでも、「心の根っこの安定感」という意味では、以前と全然ちがう。

これが、子育てやカウンセリングを語る時、人に大きく必要と言われる、
「自己肯定感」、「自己信頼感」なのかも知れない。

少なくとも私には、内観の体験を通して、どっしりとしたそれが、
私の中に根付いた
ような、そんな気がする。

*****

父親にも母親にも、私は愛されていたんだな。

こんなにも、苦労して育ててもらっていたんだな。

私は、その有り難さにも気付かず、なんて自分勝手ばかりしていたんだろう。

子育てって、母親って、私は難しくばかり考えていたけれど、
本当に大切なことは、すごくシンプルだったんだ。

*****

私が実感した結論は、多分、そこらじゅうにある育児書や先人の教えでも、
すでに、何度も何度も言われてきたこと
だと思う。

私自身、頭ではとっくに分かっていたつもりだった。
講師をやっている時の私も、近いことをずっと語ってきた。

だけど――

自分が、”それ”を もらってきていた。

しかも、それを、ほとんど自覚していなかった。
ろくに気が付いていなかった。

その重大な事実。

重大な事実を見えなくさせていたのは、

私自身の自己中心さ。
欲深さ。
思いやりのなさ。

私がそんな状態にあったから、いくら分かっているつもりでも、学んでいるつもりでも、
頭だけ表面だけの、浅い理解しかできていなかったんだなあ。

私は、両親に、旦那に、こんなにもいろいろして頂いた。
愛してもらっていた。

これまで、両親を尊敬の思いで見たことがなかった自分。
そんな私が、今、心から両親のことを、尊敬と感謝の思いで見ることができる
それが、本当にうれしい。

私も、子供たちに返したい。

親にして頂いたこと。
それを思えば、日々の家事育児に不平を言っているのは、やはり贅沢だ。
ずっとずっと、”私はやってきてもらった”んじゃないか。
今の私より、母たちの方が、ずっと大変な状況だったのに。

*****

内観を経験して、本当によかった。
素直に、親に感謝できる気持ちが持てるようになって、本当によかった。

「与えられなかったこと」、「嫌だったこと」よりも。

…それよりも、

与えてもらったこと。 して頂いたこと。
相手の事情や苦労。
そのことに気がつき、思いやる気持ち。 感謝する気持ち。

そんなものに、今さらながら気がつかせてもらって、本当によかった。

子育てや 人との関わりの中で、本当に大切なシンプルなもの。
それに、心から気がつかせてもらって、本当によかった。

今の気持ちを、何とか忘れないようにしたい。
時々は思い返して…

「感謝」と、「思いやる気持ち」と、「謙虚」な在り方。
…そして、「許し」。

私だって、こんなにも至らないのだから。

この感覚を、気をつけて持続していきたいな。

改めて、お父さんお母さん、本当にありがとうございました。
そしてダンナ様も。

これから、少しずつだけど、返していくね。
私の子育てを通して。
生き方を通して。