先生や行政って、どうしてこうなの?!
まず先に言いますと、
私は教員でした。(小学校5年間、中学校3年間)
そしてその後、市役所でパートで働いていた時期(半年)もあります。
なのではっきり言って、どちらかというと「先生」や「行政」には好意的。
世の中には、学校の先生や行政と聞くだけで、ケチをつけるというか、
悪く言う人もいますが、あれははっきり言って、偏見だと思います。
一生懸命がんばっている、先生や行政の人も、多いんだから!
・・・でもね・・・
今週月曜日、上の子の「就学前健診」があったんですよ。
小学校に入学する前に、その小学校に呼ばれて、身体検査から知能検査、
歯科検診、ありとあらゆる検査をする、アレです。
それで、子供たちが6年生に付き添われて、いろいろな検査を
しているその間に、保護者(だいたいお母さんですね。)は体育館で、
いろいろな講話を聞かされていたんです。
つい、「聞かされていた」なんて書き方をしちゃいましたが、(^^;)
えーっと、市の社会教育関係の人と、栄養士関係の人と、それから
歯科医師の人からの話だったかなぁ。
で、講話を聞いた感想というか、印象ね。
「ああ~こういう話し方をしたら、お母さんたちは反発感じるだろうなぁ。
共感できないよなぁ。」そういうものでした。
でも、こんな感じの喋り方や話し方って、
多分、私が教員だった頃(特に子どもがまだいなかった頃)には、
同じようだったかも知れない・・・。
そうなんだよなぁ。先生や行政の立場だと、
ついこう言いたくなっちゃうんだよなぁ、とそこの部分も感じて・・・。
ホント、立場が変わるといろいろなものが見えてくると感じたのでした。
――先生側や行政側のフォローを兼ねて説明しますね。
講話の話のほとんどが、
「こうしなさい。ああして下さい。」ばっかりなんですよ。
そこには、「親も少しは考えてくれよ。何とかしろよ。」みたいな、
どちらかというと、責めるような空気がある。
そしてそれって、やっぱり相手側には伝わるんですね。
だから、「なんか責められている」ような、「上から物を言われている」ような、
「素直に受け取れない」ような、そんな感覚を覚えてしまう。
でも、先生側、行政側の立場になると、
そうも言いたくなるんですよ。
本当に、たくさんの親や子どもたちを見ているので、
ひどい親や子どもが実際にいるから、
苦言を呈せずにはいられない。
今、「モンスターペアレンツ」とか「お金があるのに税金や給食費払わない人」
とか話題になっていますが、本当に、いるんですよ、そういう人たちが。
でも、ごくごく一部なんですけどね・・・
ほんと、ここを強調したいのですが、
そういう信じられない親、信じられない人、っていうのは、
ほんの一部、ほんの一握りなんですよ!
だけど、そういう人たちのインパクトの方がすごく強くて、
しかも、先生や行政側は、そういう人たちにすごく悩まされているから、
ついつい、向こうの立場というか感情としては、
「頼みますよ。こうして下さいよ。あなた、親でしょう。」と、
言いたくなっちゃうんですよ。(^^;)
・・・ああ、こんな時間になってしまった。
続きはまた後で書きます。(^^;)<9日 7時現在。>
お疲れさまでした(^^;。
ちょうど同じなのですね~うちも就学前検診に行って
来たばかりです。
バランスさんの地域では、そういう構成になっているの
ですね。こちらでは、教室で20名単位で子どもと
離れて待っているだけでした。その間に運動会などの
ビデオが流れてて、適当にお母さん同士でしゃべってて
子どもが高学年の子どもさんと一緒にまわって帰って
来るのを待ってます。
栄養士さんや行政からのお話が聞けるなんて・・と
思ってしまいましたが、そんな感じではちょっと嫌かも
ですね・・。
(ちなみに私もどちらかというと好意的な立場です)
わかります~。
一部の大変な人に向けてメッセージしてしまって、その他の善良な市民をほうっておくことが良くあります。
大変な生徒、親は、授業料満喫してるな・・・^^;って。その指導の時間を、頑張っている生徒に使いたいのですけれどね。復帰したらそうありたいのですが・・・難しいかしら。
学校の先生や、行政に常にいちゃもんをつける・・・
はいはいはーーい!それは私ですぅ~
もちろん素晴らしい方もいる、というか一人一人を見れば、けっこう頑張っている・・・でも全体に変な(前向きじゃないっていうか、枠を破ろうとしないっていうか)空気が流れてることってありますよねー
比較的公平で、広い視野でいられる人間でありたいな~
そのためにもバランスさんにいろいろ教えてもらお☆
続き楽しみ!
バランスさん、正式マスター認定おめでとうございます♪
どうしてこうなの?ってよく分ります。
NHKでアナウンサーが学校の先生方にコミュニケーションについて教えているニュースがありました。もっと、社会を、そして、伝える側、聞く側の気持ちを考えたほうが、お互いのためですね。
全員がモンスターペアレンツでもなく、全員がお役人でもありませんから!
バランスさん、応援してます!
たんぽぽさんのところも、就学前検診だったのですね。(そうか! 漢字は”検診”か。(^^;))
地域や学校によって、構成が違うんですね。たんぽぽさんの所みたいならよかったのに・・・
多分、あんなにメッセージ(説教?)があったのは、よほど腹に据えかねている状況があったのかしら・・・? なんて思います。(^^;)
教員をやっていたバランスさんだからこその
意見ですもんね。
立場が変わるとってほんと大事。
けど、なかなか「相手の立場にたって」とはいえ
難しいですよね。ふ~む。
そうなんですよ~。
>一部の大変な人に向けてメッセージしてしまって、その他の善良な市民をほうっておくことが良くあります。
大変な人を放っておくことも出来ない(だから難しい^^;)けれど、だからといって、その他多くの人がどこか置きざりになってしまうのも、おかしな状況ですよね。
教員業も母親業も、立場を離れると見えてくるものがありますよね・・・。
大胆なコメントありがとうございます♪(笑)
すごいカミングアウトですぅ。(^^;)
でもかりんさんの場合は、実際に関わって、実際に「それって・・・」と思われる場面に、たくさん遭遇しているんですよね。(前、ブログ記事を拝見した時、そう思いました。)
これって、フォローになっているか、書いていいのか分からないのですが、(^^;) 書いちゃいますね。
学校も行政も、「地域差」や「構成員の世代層」によって、かなり様子が違っている気がします。
同じ茨城県内でさえも、市町村によって、だいぶ空気が違います。私は「市民に比較的オープンな活気ある行政の町」と「めちゃくちゃ保身的な行政の町」を知っています。 学校も、新興住宅地が多い若い学校と、古くからある漁村や農村の学校では、だいぶ様子が違います。どちらが良い悪いでなく、とにかく「地域差」なのかな・・・と。
あと、これは私が若いからそう思うのかも知れませんが(^^;)、年輩(高齢)の方に、「何それ?!」と思う発言や態度を頂いたことがあります。(特に田舎の人に多いような気がする…。 あぁ、これも偏見かしら… ちなみに私も田舎出身です…)
>でも全体に変な(前向きじゃないっていうか、枠を破ろうとしないっていうか)空気が流れてることってありますよね
↑ 保身的な部分は、確かにあるかも知れませんね。それは、否めないかも知れません。(^^;)
なんだか長いコメントになっちゃいました。
でも、傾向はあるけれど、簡単に決め付けず、理解していこうとする姿勢は、(難しいけど)持ち続けるようにしたいです。
ありがとうございました。(^^)
コメント、お祝いの言葉、ありがとうございます♪
>もっと、社会を、そして、伝える側、聞く側の気持ちを考えたほうが、お互いのためですね。
うんうん。
そうですよね。本当にそう思います。
「お互いのことを思いやる」簡単なようで、本当に難しい大きなテーマですよね。
私がコメントの返事を書いていた間に、
コメント頂きましたね!(笑) ありがとうございます♪
>立場が変わるとってほんと大事。
>けど、なかなか「相手の立場にたって」とはいえ
>難しいですよね。
そうなんですよ~。
「言うは易し行うは難し」なんですよね~。
でも基本は、次回の記事に書いたような、
「ほとんどの人は、その立場で一生懸命やっている。」という視点かなと思います。(^^)