スーパービジョンを受けた。
9月6日、初めて本格的なスーパービジョンを受けた。
■スーパービジョンとは
~「現代カウンセリング辞典」より~
スーパービジョンとはカウンセラーの対応を指導することである。
初心のカウンセラーだけでなく熟練してからもスーパービジョンは
必要である。第三者に指摘されないと自分の言動の癖には気付かない
傾向があるからである。
カウンセラーの対応の仕方の何を指導するのか。一般的に言えば
以下の諸問題についてスーパーバイザーとカウンセラーが検討する
ことである。
(1)ストラテジー(対応計画)の立て方
(2)スキル (例:質問の仕方、強化の仕方)
(3)カウンセラーの内面 (例:対抗感情転移)
(4)クライエントの内面 (例:感情転移)
(5)カウンセラーとクライエントのリレーション
(6)インフォームド・コンセント、作業同盟
(7)問題の核心
(8)問題解決の方法 (例:連携の仕方)
(9)カウンセラーが困っている問題
(10)カウンセリング全体の流れ
・・・ (中略)
カウンセリング・スキルが研究されているほどには、スーパービジョン・
スキルは研究されていない。スーパービジョンのねらいは2つである。
(1)カウンセラーをサポートして自信を与える。
(2)対応の改善点に気付かせる。
私がスーパーバイザーになってもらった(指導を受けた)のは、
産業カウンセラー協会、東関東支部の理事をされている方。
現役カウンセラーとしても、カウンセラーの教育プログラムを
立てる方としても、スーパーバイザーとしても、申し分ない経験を
積まれている、本当にプロの方である。
・・・スーパービジョンを実際に受けてみて。
ものすごい勉強になった。
あまりに内容が濃すぎて、まだ、ちゃんと消化できていない。
私の癖や問題点、今後のために必要なことを、
「わたし自身に気付かせる」ように、質問や鏡になることで、
返して下さった。(まさにカウンセラー!)
私が相談したのは、産業カウンセラーとして働いている企業での、
まさに今悩んでいる事例だったのだが、
今回の相談は、その事例のことに留まらない勉強となった。
私が「産業カウンセラー」として、もっと持っていなければならない
視点や知識、方法も、教えて(気付かせて)もらった。
・・・それにしても、あまりにも内容が濃くて、
(自分にはなかった視点や気付きをたくさんもらったので)
カウンセリングを受けて、新たな気付きや視点に、
すぐに消化ができないクライアントさんの気持ちが、
ものすごく良く分かった。(^^;)
カウンセラーには、進んでスーパービジョンを受けることが求められているが、
今日の体験を通して、本当にその通りだなと実感した。
そして受けるなら、やっぱり、今回私が受けたくらいの、
経験や知識を持つ「プロ」に、受けなくてはいけないんだなと感じた。
今回学んだことを、とにかく自分の中でまとめておこう。
お久しぶりです。
いつもブログを拝見して勉強させていただいています。
内容を拝見していて、
バランスさんはまさにプロだ!と尊敬の思いで読ませていただいています。
いつかゆっくりお話しが伺えたらうれしいです(^O^)
遠い昔ですが、私も少しいた世界なので、
懐かしい感じと、早くそっちに戻りたいという思いが錯綜しています。
こちらこそ、お久しぶりです。(^^)
それにしても、今回のコメント、とても嬉しいものでした。
お金をもらっている以上、「プロ」だ・・・。
その意識というか、心がけは持っていたのですが、それでも、
今回のように別の方にそう言って頂くことは、大きな励ましとなります。
心からお礼申し上げます。
Yukakoさんも、こちらの世界にいたことがあるのですね。
ぜひ今度、お会いした時にその辺りのお話を詳しくお伺いしたいです♪