ACママが意外といる。
最近、カウンセリングをしたり、悩みを聴いたりしていて、つくづく思う。
世の中には、AC(アダルトチルドレン)のママが、結構いると。
ACママだから、育児という場面で、やりづらさや生きづらさを
余計に感じてしまうのかも知れない。(前にも書いたけど、
簡単に1つのくくりに決め付けちゃうことは危険だとは承知している。
でも、どう考えてもそうだろう、と思うママが、本当に多いのだ。)
私自身も、自分はACだなと自覚しているけど(詳しくはこちら)、
いろいろな勉強や経験を経て、多分今は、回復途上にいると考えている。
そして、カウンセリングその他の場面で、「恐らくACだな」と思うママたちと
接している内に、私は、小さな不安と大きな責任を感じるようになってきた。
私には、独学での知識(それでも結構勉強している方だと思うけど。)と
自分の生(ナマ)の経験しかない。
あとは、いろいろなお母さんたちから聴いた、生の切ない声だ。
・・・それでも、果たして大丈夫だろうか。
お医者さんとか、臨床心理士とか、ちゃんとした資格を持つ専門家ではないのに、
ACママの悩みを聴いて、ちゃんと私は、対応できているのだろうか。
私のカウンセリング・スタイルは、「とことん聴く」だけれど、
そして、ACママに必要な気付きや癒しは分かっているつもりだけど、
これで大丈夫なんだろうか。
・・・そんな思いが日増しに強くなっていたので、
思い切って、専門家の門を叩くことにした。
私がカウンセリングをしていて、これは専門家を紹介した方がいいな、と思った時に、
自信を持って薦めることが出来る人を見つけたかったから。
そして、私が考えているACの概念や回復への道筋が、
果たして間違っていないか、それを確認したかったから。
この日、この人が講師を務める、1日集中セミナーに参加してきた。
この人は、ACなどの問題について、たくさんの本を出し、
自身も、カウンセリングやグループワーク、セミナーなどを行って、
全国を飛び回っている有名な人だ。
私は、この人が監訳をしているACの本を読んだが、
とても分かりやすく、また示唆を与えてくれるものだった。
そして、この人の集中セミナーに参加して、私は胸をなでおろすことができた。
――大丈夫だ。
私の学んできたこと、考えてきたことは、決して間違っていない。
そして、私が対応しきれない人たちには、(専門家の対応が必要だと考えたら、)
この人のセミナーを紹介しよう。そう思うことができた。
私には、できることしかできない。
だけど、自分が出来るその範囲で、精いっぱいのことはやる。
とにかく、嘘偽りなく、誠実には対応したい。
それだけの、覚悟と思いは持っているつもりだ。
だから私は、自分にできる範囲での、精いっぱいの対応をしていきます。
だけど、自分には無理だと判断したら・・・
すぐに専門家をお薦めします。(笑)
真摯なバランスさんの姿勢。痛いほど伝わりました。
勉強を重ね、それでも大丈夫?と思ったら、専門家へ。それを聞いただけで安心します。
信頼は、そういう積み重ねから生まれるのですねえ!
ありがとうございます。
それにしても、AC(アダルトチルドレン)ネタになると、専門用語まで使っているせいか(笑)、コメントも減りますよね~。(^^;)
でも、今日カウンセリングのお客様に聞いたのですが、しっかり私のブログを読まれていらっしゃって、記事に上げた水澤さんのことも、詳しく調べられたということでした。
改めて、自分の発言に責任を感じた出来事でした。
この場をお借りして、報告とともに、気持ちを引き締めていきたいと思います。
遅ればせながらコメントを・・
今の自分に満足せずに毎日精進されているんですね。本当に頭が下がります。
バランスさんのカウンセリングは、ちゃんと真剣に聞いてくれているという安心感がありました。この人はちゃんとこの時間は私だけのことを受け止めてくれてるって伝わってきたんです。とっても嬉しかったです。
だから、どうぞそのままで。
わーん、バランスさんちの近くに引っ越したいよー。
嬉しいコメント、ありがとうございます。
自分の良さ、私らしさを失わずに、でも、現状に満足することなく、少しでもクライアントさんのお役に立てるように・・・と考えています。
>わーん、バランスさんちの近くに引っ越したいよー。
そういう風に言ってもらえて、何だかとっても「承認されてる~!」とHAPPY気分になっちゃいました!(これが、HAPPYな勘違い? 笑)