【35】アファーメーションで自分を変える。

じぶん理解

【35】アファーメーションで自分を変える。


▼今回の記事
潜在意識のパワーを最大限に引き出す「アファーメーション」!


<覚書&感想>
潜在意識の力は強大!それは、今まで勉強してきた通り。
潜在意識のパワーを上手く活用して、夢や目標が叶う、幸せな人生を歩もう!

そのためには、
潜在意識に「物事がプラスにいくような」イメージや習慣を刻み付けた方がいい。
よくないイメージや習慣は、少しでも矯正した方がいい

でも、潜在意識(無意識)に定着して、習慣と化したイメージや考え方は、
頭(顕在意識)で「今日から前向きになろう!」とか「自分はできる!」と
思っただけでは簡単に変えられない。
一時的に前向きになっても、すぐに習慣的な考え方に戻ってしまう。
(”ビリーフ”、”セルフイメージ”についても参照。)

そこで、潜在意識に刻み込まれた習慣的な思考・イメージを、書き換えるために、
「繰り返し」「反復して」、アプローチすることが必要になってくる。

潜在意識を確実に変えていく、有効なアプローチが2つ。

1.アファーメーション(自分自身に行う、肯定的な自己宣言。)
2.ビジュアリゼーション(宝地図などでのイメージ化、感覚化。)

1,2を繰り返し、反復していくことは、確実に潜在意識に
プラスなイメージを刻みつけてくれる。
今回の記事では、アファーメーションについて言及。

【自分のアファーメーションを考えよう!】

(1)まず、「どんな自分になりたいか?」「何を実現したいか?」を考える。
(2)次に、「そのために必要な考え方は何か?」あるいは
「それを妨げて
いる考え方は何か?」を考え、必要な考え方を強化するか、
もしくは、妨げとなる考え方を緩和するような文章を考える。

(3)アファーメーションの文章を作る。ポイントは以下の通り。
※1.肯定的な表現を使う
→潜在意識は、打ち消しの言葉などは理解できない。
言葉や表現が発するイメージそのものを受け取ってしまう。
(例:グチを言わない。→グチというイメージそのものを捉える。)

※2.「~になる」という表現はしない
→例:「お金持ちになる。お金持ちになりたい。」
→潜在意識は、「今はお金持ちでない自分」をイメージし、
それを維持しようと働いてしまう。
→潜在意識は、すべて現在のこととして受け取り、
また、現在を維持するように働くもの。
→だから、「~である。」「~をする。」という表現がよい。
→現在進行形「~になり続けている。」もOK!

※3.主語は「私」
→他人を主語にしない。
他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられるから。
→他人を主語にしなければ、
「すべてはうまくいっている。」「人生はすべて学びだ。」などもOK!

※4.座右の銘、自分の好きな言葉、尊敬する人の言葉などから
アファーメーションの文章を考えるのも有効。

(4)アファーメーションの文章を考えたら、特に夜寝る前と、朝起きた直後に、
10回とか20回とか決めて、毎日繰り返し宣言する。

(5)アファーメーションの言葉をカードや手帳に書いたり、目につくところに
貼ったり、いろいろな工夫をして、とにかく潜在意識に刷り込んでいく。

楽しい工夫は大事。
前回の、マイナス言葉を発した後の「なんちゃって」法のように。
ここでもう一つ、野口さんから、楽しいアファーメーションの例が。

<ピンチな状況になった時の、アファーメーション>
♪雨、雨、ふれふれ~のメロディーで、
ピンチピンチ チャンスチャンス ランランラン♪」

これは、言葉+音楽+ユーモアのトリプル効果ということらしい。
うーん、素晴らしい!
私も今度、ピンチになったら使ってみよう。

そして、近いうちに自分のアファーメーションを作ります!

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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