【5】目的の目的は?~私が教員を辞めた理由~

じぶん理解

【5】目的の目的は?~私が教員を辞めた理由~

今回は、内容がいつの間にか、
「どうしてお前は教員を辞めて、起業という道を選んだのか?!」
・・・になってしまいました。(^^;)

これをブログで公表することにかなり抵抗も感じたのですが、
実録日記を公開すると宣言してしまった以上、もう、やるしかありません。(笑)

では、今回のセルフコーチング、いってみます。


▼今回の記事はこちら!
「家族の危機とビジネスの関係(2)」
~~目的の目的は?究極の目的とは?~~

<私の回答(考えたこと)>
私は起業が目前なので、その目的やモチベーションについて、
じっくり考える機会になりました。

・目の前の目標を目指している過程で、その目標が手段であったことに、
気が付かなくなってしまうこと。
・目的と手段が入れ替わってしまうこと。
・目の前の出来事に焦点をあててしまうと、全体像が見えなくなってしまうこと。

・・・あるなぁ。
最近の私は、まさにそうだったかも知れない。

せっかくだから、改めて考えたい。
問い直したい。
「私が、教員という仕事を辞め、起業の道を目指したのは、
どういう目的があったからだろう。」

*****

・心も時間もいつも追われ、自分の子供の具合が悪くても、
休むこともままならない担任教諭の仕事(結局休むしかないんだけれど、
周りには多大な迷惑と影響を与えてしまう)が、
家事育児と両立する仕事としては、つらかったから。

私自身もしんどかったけど、何より、
担任している子供たちや自分の子供たちに、そういう状態は良くないと感じていたから。

・また、保護者の人たちに与えているであろう不安なども、
自分が親である分、余計に分かってしまって、責められはしないけど、
責められるような思いをいつも感じていた。

・知識(頭)だけで、子どもたちと向き合い、問題を解決しようとする
学校教育の在り方に、疑問を感じていたから。
もっと、心とか身体とか、そういう部分からアプローチすることを考えたかったから。

ヨガやダンスのような、理屈抜き?で、
肉体から、集中力や充実感を感じられるような活動。
それを、もっと考えたいと思っていた。

・学校の勉強(教科学習)も大切だ。
だけど、もっと大切なことがある。
私が、毎日の教科指導にかけている、パワーや準備や時間を、もっと大切なこと、
本当に訴えたい伝えたいと思っている内容に費やしたい。

・子供の豊かな成長を考えるなら、親や家庭の在り方は、絶対に抜きに語れない。
そして、親や家庭に説教したり、責めるだけでは、どうしようもないんだ。
子どもたちのことを考えるなら、まずは、親たちこそ癒し、サポートするべきだ。

・うちの家庭も、こんなギリギリ、
イライラの生活を送っていたら、おかしくなってしまう。
学校現場で見る、問題行動を起こしている子どもたち。
どうしてうちの家庭が、子どもたちが、同じ道を辿らないと言えるだろうか。

私は、私の家庭を守りたかった。
私自身を守ることが、イコール子どもたちや家庭を守ることに繋がると、
痛いほどに分かっていた。

・そしてこれまでに、膨大なエネルギーや時間を割いてきた、
学校教諭という仕事へのパワーを、もっと有意義なこと、
もっと、自分が心から納得できることに、費やしたい
と考えた。

*****

・・・ああ、当時の思いを思い出してきた。

私が、やりがいも感じていた学校教諭の道を辞めるに至ったのは、
こんな思いがあったからだった。

そして、昨日も書いた、私の目標。
●私、ダンナ、子どもたちが、愛情と安らぎを感じられる、そんな生活を送りたい。
●心身魂からの表現で、自他共に感動を味わいたい。

感動や体験こそが、人を動かすんだ。
頭だけじゃない。心も身体も大切なんだ。

それに私は気がついた。
だから、それを実現したいと思ったんだ。
心身魂(しんしんこん)からの表現。
それで、私が考える本当に大切だと思うことを、人に訴えたい。

確かに最近の私は、目的の目的を忘れてしまっていたかも知れない。
目的と手段が、入れ替わっていたかも知れない。

大切なことを思い出すことができた。
本当によかった。

確かに、目の前のことに追われていると、当初の思いや
究極の目的を、忘れてしまいそうになる。
事あるごとに、今回の気付きは読み返していこう・・・。

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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