長男と私(5)の続きです。

何だかその夜は、長男よりも私の方が嬉しくて、

(しつこいようだけど、自転車が乗れるようになったことよりも、あの長男が、「頑張って取り組み続けた」。
そのことが、嬉しかったのよ! 感動したのよ!)

何度も何度も、
「よかったね! 頑張ったね!」
と言い続けてしまった。

その日の夕食後。

「ボク、ママの顔 描く~!」

急に長男が言い出して、クーピーとお絵かき帳を取り出し、私の顔を、一生懸命に描き始めた。

長男はこれまでにも、私の顔を描いてくれることがあったのだけど、たまに、”“のような顔とか、”バケモノ“のような顔とかに描かれることがあって、
(↓こんなの。)そのことが、頭をよぎった。

 

(また、ヘンな顔描くんじゃないだろうな・・・。)

でも。

(・・・おっ。今日は まともな顔だ。)

最初、私の身体に ”“を描いていなかった。
(腕を描かないのって、愛情不足の子どもがそう描くって聞いたことあるな・・・)なんて、また、余計なことを (^^;)
頭によぎらせたりしていた。

・・・と同時くらいに、長男が、ちゃんと「腕」を描き始めた。

大きな手も描きそえた。

・・・これって・・・。

もしかして、今日 自転車の練習をした時に、私がこの子の前に立って、何度も大きく手を広げて、

「おいで!」
「そうそう!」

なんて励ましていた、あの様子を描いてくれたのかしら。

違うかも知れないし、
そうかも知れないけど・・・

何だか この絵が、私にはすごく嬉しかった。
とにかく!

良かったね、息子!
頑張っていたアナタ、とってもカッコよかったよ!

頑張っていないアナタも好きだけど、
頑張っているアナタは、もっと好き!

今日のあなたは、とにかくカッコ良かった!
長男は言った。

「明日も自転車乗りたい。」

よーし、明日もまた、頑張ろうね!!

・・・長男と私の関係が、ちょっと良くなったかも知れない。

この自転車イベントは、とても有り難い機会になった。

長男と私(7)に続く。