極楽とんぼ 山本圭一さんの不祥事を受けて、
 萩本欽一さんこと「欽ちゃん」が、重い決断をした。

   –茨城ゴールデンゴールズの解散・・・。

 テレビで、欽ちゃんの記者会見の様子を見ていたら、
何だか涙が出てきた。

 この人は、本当に愛情が深い人なんだなぁ。
 野球はもちろん。
 あんな不祥事を起こした、山本さんにさえ。
 
 真っ直ぐな気持ちで、その決断が、周りに多大な影響を
与えることも分かっていながら、やっぱり、そういう決断を
してしまうのね。

 本当に真面目で、本当に愛情があるから、そういう結論に
行くんだろうな・・・。

 山本さんにとって、
 吉本興業からの解雇も、もちろんショックだったろうと思う。
 だけど、
 欽ちゃんのこの会見、この決断は、さらに彼を、
 突き刺し、苦しめたに違いない。

 苦しんでほしい。
 自分が犯した罪と、周りに与えた影響の大きさに。
 まさに、欽ちゃんの愛あっての、つらい罰だと思う。
 
 
******
 
 欽ちゃんの決断は、高校野球の同様な事件の時を思い出させた。

 「悪いのは、アイツだけなのに。」
 「ここまで頑張ってきた、他の球児たちまで、連帯責任を
  追う必要があるのだろうか。」

 それが人情だろうけど、関係者内外から必ずこういう声が聞かれる。
私も、"連帯責任"については、考えてしまう部分はある。

 でも。

 今の若い人、今の子どもたちは、「」が重んじられる時代に
生まれたからか、

「公(おおやけ)」という意識や、
 自分が問題行動を起こした時、それが、自己責任という問題には
とどまらず、家族や仲間、職場の人たちにまで影響を与えてしまう
という認識に、

 どこか、欠けているような気がするのだ。

 まるで、自分は自分ひとりだけで、生きているような。
 自分が納得していれば、責任は、全部自分で取れるとでも言うような。

 自分が疲れたから、人目も気にならないから、電車の床に座っちゃう。
 自分が了承しているから、親父と「援交」する。
 
 だれに迷惑かけるじゃない。
 いいじゃん、別に。 自分が やりたくてやってんだからサー!って。

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 高校球児にとっても、
 山本さんにとっても、

 問題を起こした自分だけにペナルティーが来るなら、
 
 どんなに楽だろう。

 でも、現実はそうじゃない。

 
 「連帯責任」は、難しいテーマでは あるけれども。
 そして、負わされた方としては、正直たまったもんじゃないけれども。

 意味は、あると思う。

 いろいろな意味で。