自律神経をみて整える。自分にも仕事にも役立つセルフコントロール講座

12月26日(土)に東京神楽坂で、援助職の方を対象とした講座を開催します。
「傾聴」+「アドバイス」というアプローチに限界を感じている方におすすめの講座です。

◆自律神経をみて整える。自分にも仕事にも役立つセルフ・コントロール講座

 

 

「傾聴」は、対人援助の基本である。これは間違いないと思います。
ただ、傾聴を「相手が語る“ことば”を受け取ること。その“ことば”から相手を理解すること」だと捉えていると、誤解も不足も生じてしまいます。

また、相手を早く解決させたいと思って、自分が信じる理論や解決方法を、性急に相手に「アドバイス」したり、説得したりすることも、うまくいかないことが多いです。よく言われることですが、「アタマでは分かっても、気持ちがついていかない。身体が言うことをきかない。」「だから悩んでいる。」ということが多いからです。

私は、教員として8年、心理カウンセラーとして9年の経験がありますが、「ことば」や「アタマ」だけのアプローチには限界があることを痛感してきました。「傾聴+アドバイス」だけで解決するケースもあるにはあるのですが、全てのケースには通用しません。

例えば、認知行動療法のように、相手の認知(思考グセ)に原因があると分かって、その指摘や修正を試みても、そう簡単にはいかない。相手のカラダや無意識に、どうしてもそれをはばむ原因がある。そこを無視して、いくら「ことば」で語り、「アタマ」へ正論を説いてみても、相手の中に入っていかない。身に付かないのです。

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そんな限界を感じていた時に、その壁を超えさせてくれたのが、「ソマティック・エクスペリエンス(SE)」などの、身体志向心理療法でした。相談者の状態や反応を、「カラダ」でみる。「自律神経の状態」でみるのです。カラダや自律神経が示すサインは、その人が語る「ことば」よりも、ずっと真実を語っています。無意識にある原因や本質を示しています。

そうやって、まずはカラダ(自律神経)をみて、次に、そのカラダの安定化をはかります。相談者にも、自身のカラダや自律神経に意識を向けてもらい、カラダが必要としている調整や解放に気づいてもらう。そうして、その必要な調整をカラダにきちんと施してもらうと、相談者は落ち着いてきて、安定します。視野が広くなり、現実的な思考もできるようになって、先の伝えたかったアドバイスも、入るようになってくるのです。

この講座では、カラダ(自律神経)の状態を見たり、整えたりする方法として、最新の自律神経理論「ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)」にもとづいた内容をお伝えします。
これらは、クライアントの理解や援助に役立つだけでなく、援助職にたずさわる方自身にも、「セルフケア」や「セルフ・コントロール」の方法として、大きく役立ちます。
ことばやアタマだけでない。カラダをみて働きかける方法を、この機会に学んでみませんか?
自律神経をみて整える。自分にも仕事にも役立つセルフコントロール講座