HAPPYママ育自を引き継ぎました。(2) トリプルHAPPYなくしては。

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HAPPYママ育自を引き継ぎました。(2) トリプルHAPPYなくしては。

「HAPPYママ育自を引き継ぎました。(1)」の続きになります。

私が、HAPPYママ育自での活動を通して、
信念と言えるくらいに実感していること。それは、

イベントの継続的成功は、
トリプルHAPPYなくして、あり得ない。

ということです。

トリプルHAPPYの「トリプル」とは・・・
イベントが”講座”の場合は、以下の3者のことを指しています。

(1)受講生
(2)講師
(3)主催者

この3者が、みんなHAPPY(トリプルHAPPY)でなければ、いけないのです。
そうでないと、そのイベントの継続的な成功はあり得ない。
私はそう固く信じるようになりました。


(1)は、イベントに来て、サービスを受けて下さるお客様ですね。
時には、お金を出して来て下さる。
だから、まずは(1)受講生のHAPPY(満足感や納得感)抜きには、
イベントの成功は語れません。イベントや講座を開催する以上、
一番に優先したい部分です。

(2)は、サービスを直接提供してくれる人です。
イベントが演劇なら、「役者」さん。講座やセミナーなら「講師」。
スポーツ大会なら「選手」に当たります。

もっと詳しく言うなら、私はここに、次の人たちも加えたいのです。
そのイベントで、保育サービスを設けているなら、担当してくれる「保育サポーター」。
会場を借りているなら、その「会場主」。スポンサーに資金などの援助を受けているなら、
その「スポンサー企業」なども入ると考えます。

要するに、その人たちの手を借りないと、イベントの実施が直接的にままならない。
そんな、直接的なサービス提供者をイメージしています。

この人たちのHAPPYも、忘れてはいけないのです。
そのイベントのために、直接的なサービス(または施設や資金)を
提供してくれる訳ですから。
ですから私は、その人たちには、それに見合う「見返りやお礼」は、
必ずお渡しするべきだと考えています。

しかるべき金額での「謝金」もそうですし、もし諸事情でお金が渡せないのなら、
別の形でのメリットや満足感でもいい。
とにかく、何らかのHAPPY、何らかのメリットを、お渡しするべきです。

世の中には、無料の講座、無料の保育サービス、無料の試供品などもあるので、
ついつい甘えた気持ちを持ってしまうこともありますが、それを提供してくれる方たちが、
何の見返りもないのに、無料奉仕をして下さるなんてことは、あり得ないはずです。
(受講生にとっては無料でも、主催者側が別に、きちんと謝礼をしているはずです。)

サービスを提供してくれる方たちに、必要最低限の謝礼も考えずに、
自分たちだけ得をする、自分たちだけメリットだけを頂く、というのは、
ひどく甘えた勝手な考え方だと思います。
Win―Winになっていない甘えた依頼は、決して継続しないものです。

最後に、(3)主催者ですね。
私たちHAPPYママ育自も、結局は「イベント主催グループ」と言えると思います。
だから、(3)の存在なんですね。

私が子どもの頃は、この「主催者」とか「プロデューサー」とかいう存在があることは、
全く理解していませんでした。
(1)の受け手と、(2)の提供者がいれば、
イベントは成立するものだと思っていました。
でも、違かったんですよね・・・。

夏の高校野球も、プロ野球の試合も、(1)の観客と(2)の選手の存在だけでは、
開催されない。オリンピックだって、文化祭だってそう。

誰かが「やるぞ!」と言って、「どんな内容にしよう。」「どんな風に人を集めよう。」と
考えてくれなくては、イベントは始まらない。
そして、実際の開催に至るまで、様々な準備を進め、動かしていってくれなくては、
イベントは成立しないのです。

主催者がいて、”企画”や”宣伝”や”運営”や”調整”をしてくれるから、
イベントが成立するのです。

そして、その企画や宣伝や運営などには、多大な時間や労力が掛かっています。
だからこそ・・・
主催者にだって、それ相応の見返りやHAPPYがなくては、
そんなこと、続けていられない
のです。

私は、これからも講師としてやっていきますが、
ここの部分は決して忘れまい、と考えています。

「自分の講座が素晴らしいから、お客様が来るんだ。」
「ここに講座が開催されるのは、当然のことなんだ。」
そんな、主催者側の苦労を思いもしない、あるいは過小評価している講師にだけは、
なりたくない
と思うのです。

講師がスゴイから、人が集まるのではない。
そこまで準備してくれた主催者たちがいるからこそ、きちんと人が集まり、
そして講座が開催されるのです。

その感謝の思いを忘れて、その苦労を当然のように受け取っているのでは、
その講師は、きっと長くは続かないと思います。

決意の思いで、繰り返します。

イベントの継続的成功は、
トリプルHAPPYなくして、あり得ない。

受講生や主催者のHAPPYを常に考える。
もちろん、講師である自分自身のHAPPYも!そんな講師に、私はなります。

貴重なことを教えてくれた、「HAPPYママ育自」。
そして、これからも「HAPPYママ育自」として、地元のお母さんたちのために、
有意義なイベントを提供しようと考えてくれた、引き継いでくれた、仲間のみんな。

本当に、ありがとう。

私は講師として、できる限りのパフォーマンスができる様に、頑張っていきますね!

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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コメント

    • Yukako*
    • 2009.04.03 1:13am

    私もまったく同感です!
    虹いろ。活動をしていた時に強く感じました。
    私は主催者だったので、参加者だけではなく、
    講師の方や保育スタッフの方へのお礼の気持ちを
    金銭面だけではなく考えていました。
    (いたらぬ点は多々あったと思いますが・・・)
    主婦向けの活動であっても、
    きちんとお礼をする。
    それが、結局、
    参加者が満足してくれる内容へと繋がると思っています(^-^)

    • たなまほ
    • 2009.04.03 12:48pm

    (1)からよませていただきました。
    すごく清々しい、そして力強いスタートですね!
    バランスさんならそんな講師になります(断言!)

    私はたいてい受講生の立場なので、
    主催者に意識がいくことは少なかったのですが、
    こうやって自分が受講できるのは、
    いろんな人の努力のたまものなんだなぁという
    意識を少しでも持って受講していきたいです。

    後、自分の仕事や色んな生活のことにも
    あてはまることだと思いました。
    私の尊敬するSEさん(←野口嘉則氏の弟)も
    著書の中でWin-Winの大切さを説いてました。
    色んな場面で色んな立場になりうるからこそ、
    Win-Winをさぐっていこうと思います。

    • 管理人バランス
    • 2009.04.06 2:27pm

    コメントありがとうございます!(^^)

    >主婦向けの活動であっても、
    >きちんとお礼をする。
    >それが、結局、
    >参加者が満足してくれる内容へと繋がると思っています(^-^)

    そうなんですよね!
    それが結局、参加者(受講生)の満足へと繋がっていくんですよね。
    虹いろ。活動をしていたYukako*さんに「まったく同感」と言ってもらえると、とても心強く感じます。(*^_^*)

    • 管理人バランス
    • 2009.04.06 2:40pm

    そうそう、結局Win-Winなんですよね。
    私の知っている方に、「トリプルWin」という表現をなさる方がいますが、私の言うトリプルHAPPYも、結局同様です。(真似してる? (^^;) )

    今回はイベントで説明しましたが、何事もWin-Winが大切で、しかもよく考えると、「自分ー相手という2者」よりは、「3者」になっていることが多いような気がします。そして、その3者がみんなHAPPYになる形でないと、本当のHAPPYじゃないというか、続かないというか・・・そんな気がするんですよね~。

    バランスにこだわる私ですが、バランスも「心」「頭」「身体」の3つのバランスだと思うし、ワークライフバランスも、「自分自身」「仕事」「家庭」の3つのバランスだと思っています。子育てだったら、「家庭」「学校」「地域」かなぁ。

    何だか最近、”3つ”で考えるのが好きな私でした♪(^^;)

    • まるけい☆こんどはなにしようかな~☆
    • 2009.04.09 11:07pm

    今までありがとう。お疲れ様でした。

    はじめの一歩を踏み出すことは、大変だったと思います。大きな一歩をありがとう。

    これからも、そっと見守っててね^^

    • 管理人バランス
    • 2009.04.10 9:42pm

    こちらこそ、ありがとう。

    今思えば、確かに 大きな一歩だったなと思います。
    だけど、一緒に頑張ってきた仲間たちがいたからこそ、一歩が一歩になり、また二歩三歩と進めたんですよね。

    こちらこそ、今まで本当にありがとう。
    そして、これからもどうぞ、ママ友達として、仲間として、よろしくね。

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