いっしょにIKUJI セルフコーチング ワクチャレ

【61】~【63】の記事は、「コーチングでEQを高めるアプローチ法」~連続3回~
という内容になります。感情のコントロールができない、感情マネジメントを考えたい、という人には、おすすめの記事ですよ。読んでみて下さいね。

ちなみに・・・

【EQ】 Emotional Quotient の略。 
「感情指数」などとも訳される。EQは大きく分けて、下の2つの要素から構成される。

 1、自分自身のことを理解し、受け入れる能力
 2、他者を理解し、受け入れる能力

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【61】コーチングでEQを高めるアプローチ法(1)
▼今回の記事
  http://coaching.livedoor.biz/archives/11996821.html
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<覚書>

頭では分かっているのに、感情を上手にコントロールできない人がいる。(私だ!)
この感情のコントロールも、EQの重要な要素である。
このような問題を解決するために有効な、EQ的なアプローチが2つある。

●その人自身の中にある、根本的原因を解決していく方法。
●感情の健全な表現方法を、スキルとして覚えて、使っていく方法。

この両方からアプローチしていくのが良いが、今回の記事では、前者の「根本的原因」の解決について、紹介していく。

感情や行動が起こる過程について、アルバートエリス博士は、
ABC理論というもので説明した。 ABCとは、次のことを指す。

A=Affairs(Activating Event)=出来事
B=Belief(ビリーフ)=思い込み、信じ込み
C=Consequence=結果、結果として起きる感情や行動

同じ出来事(A)に遭遇しても、受け取り方(B)は各人各様であり、したがって、
C(結果、悩み、行動など)も、各人各様である。 
A(出来事、事実)そのものがC(結果、悩み)を生み出すのではなく、B(ビリーフ、受け取り方)が、感情や行動を作っている。それがABC理論である。

ビリーフには、非現実的で非合理的な思い込みの 「非合理的ビリーフ」と、
健全なビリーフの「合理的ビリーフ」がある。

「べき」や「ねばならない」という信じ方(ビリーフ)は、非合理的ビリーフである。
そのような非合理的ビリーフが、人生での悩みや問題を作り出す。
なぜなら、人生では思い通りにならない事柄や人にたくさん出会うものだが、それに対して、「~であるべき」で解釈しようとすると、パニックしたり、怒りを抑えきれなかったり、過剰に落ち込んだりする結果になってしまうからだ。

以下に、「  」で挙げるのは、典型的な非合理的ビリーフの例。
そのビリーフを持っていると、その下(→)に書いてあるような結果になりやすい。

・「相手を不機嫌にするべきでない」
  →いつも相手の機嫌を優先して、自分が我慢をしてしまう。
   NOを言えない。断れない。(ノンアサーティブな生き方)

・「失敗すべきではない」
  →失敗を恐れて行動ができない。したがって、成功することもない。

・「私の配偶者は、私の生き方を理解するべきだ」
  →いつも配偶者に腹が立つ。なぜなら、実際の配偶者は、そうではないことが多いから。

・「子どもは親に対して従順であるべきだ」
  →いつも子どもに腹が立つ。子どもの反抗が許せない。

・「部下は上司の期待に応えねばならない」
  →自分の部下が期待に応えないときは腹が立つ。
   また、自分の上司に対しては、期待に応えようと必死になる。
   上司の期待に応えられなかった時は、過剰に落ち込む。

これらの非合理的ビリーフを合理的なビリーフに書き換えることで、感情のコントロールが楽にできるようになり、より主体的な行動が取れるようになる。つまり、EQが格段に高まるのである。

ビリーフを書き換える心理手法としては、アルバート・エリス博士が開発した「論理療法」の他、アーロン・ベック博士の「認知療法」、それから、交流分析(TA)の中の「再決断療法」などが効果的である