【27】誕生日は「母が陣痛に耐えた日」!

じぶん理解

【27】誕生日は「母が陣痛に耐えた日」!

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▼今回の記事
誕生日は「母が陣痛に耐えた日」!ありがとうございます!

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今までの私は、こういう話に、素直に共感することができませんでした。
「生んでくれてありがとう」のような言葉が、
どうしても気恥ずかしいというか、いかにもという感じで、
イヤだったのです。

実は5年前、わたしが初めての子、長男を生んだ後に、
こんなことを母に言われたことがありました。

「子供を生むって、大変でしょう。・・・何か、お母さんに言うことない?」
母が期待している言葉は分かりました。

「お母さん、生んでくれてアリガトウ!」
私は、冗談ぽく言いました。

どうしても、心からの言葉では、言えなかったのです。
その時の私は、どうしても「言わされている」感が強くて、
本当はそんな感謝の気持ちなんて持っていないのに、
あぁヤダヤダ、とまで感じてしまいました。

・・・その時の、または、今までの気持ちの名残でしょうか。
今回の記事については、ちょっと、複雑な思いで読んでしまいました。

先日、母が育ててくれたことには、心からの感謝を覚えることができたのに、
「生んでくれた」ことには、どこかにまだ、
消化できない部分を抱えているんですよね。

・・・時間が掛かるのだと思います。
焦りません。

メーリングで、一緒にセルフコーチングをしている仲間たちは、みな素直に、
ご自分のお母様への大きな感謝の気持ちを表していました。
私はそれを読んで、心から素晴らしいなぁ、と思いました。

私にもいつの日か、今までの名残やわだかまりがサッパリと消えて、
「育ててくれてありがとう。生んでくれてありがとう。」
・・・を、心から言える日が来るといいなぁ、と感じました。

 

四葉さわこ

四葉さわこ

公認心理師。愛着トラウマが専門。カウンセリングルーム「アイバランス」代表。

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