長男と私(3)の続きです。※

 

そんな頃、転機となるような、嬉しい出来事があった。

自転車の補助輪をはずして、乗る練習。
今日(2008年4月12日)、長男が初めて成功したのだ!
頑張ったのだ!

とっても嬉しかった! すっごく嬉しかった!
長男のこと、心から、「やったね!」と褒めることができた。
認めてあげることができた。

・・・その時の様子を紹介するために、まずは最初に、ここに来るまでの道のりを紹介させてほしい。

*****

正直わが家は、長男に、自転車に乗らせる機会が少なかった。
乗る機会が少なかったのだから、長男が、自転車乗りが上手じゃなくても、至極当たり前のことだった。

でも、小学校入学を前に、同級生のお友達が、どんどん補助輪をとって自転車に乗っている話を見聞きするようになって・・・。
さすがに私も、反省するようになってきた。
焦ってくるようになってきた。

「よし、うちもちゃんと、補助輪なしの自転車に乗れるように、練習させてあげよう!親がそういう機会を作って、付き合ってあげなくちゃ、やっぱりいけないよね!」

パパにもお願いした。
お休みが長男と合う時に(ダンナは、土日も仕事でいないことが多いんだけど、たまに、休みが合う時もある。)
ぜひ、付き合ってやってくれと。私もやれる時は、付き合うからと。
だいたいそれが、2月くらいだったかな。

ところが長男。

まず、補助輪をはずすこと自体に、「え~っ・・・。」
不安な様子というか、反対という感じだった。

それでも、私は補助輪の撤去を強行。

「とにかく練習よ!」
「大丈夫! 練習すれば乗れるようになるよ!」
「補助輪とると、速いんだよ!」
「〇〇くんも、××くんも、補助輪なんて付けてないじゃない!」
「一緒に、がんばろう!」
そう言って、無理やり励ました。

そうして、なんとか練習を始めた。
補助輪のない不安定さに、長男は、すぐに弱音を吐く。
「ちゃんと持ってるから!」
そう言って後ろを支えていれば、なんとか少しは進むんだけど、すぐに、自らこぐのをやめてしまう。
ハンドルがブラブラしていて、支えていても、倒れそうになったり、実際倒れてしまうことも多い。

「もうヤダ!」

最初の練習は、10分もしないうちにやめてしまった。

「大丈夫、大丈夫。少しずつやろうね。」
なるべく怒ったりしないで、(これ以上、やる気を失くされても困るので。(^^;))次回頑張ろうと話した。

次の機会。

「自転車のってみよう♪」
「自転車で、公園行ってみよう♪」

たまに笑顔で誘うんだけど、どうも嫌がる。
「妹の(補助輪付き)自転車なら、乗る。」
「こっち(妹の自転車)がいい~。」

私は、
(ったく、練習しなきゃ、乗れるようにならないでしょ!どうしてそう、根性ないのよ!)

頭の中でつぶやく。

たまに、パパが練習に付き合おうとする時があっても、やはりダメらしい。パパ曰く、
「ダメだ、すぐやめちゃうんだもん。本人がやる気ないんだもん。」

・・・。

最初は、何とか自転車に乗せるんだけど、長男は1回でも転ぶと、もうイヤになってしまって、すぐに、
「もうやめた!」
「やらない!」

と言い出すのだ。

あんまりしつこく言っても、余計やる気を失くすので、
(どうしてコイツはこうなんだ!)
と、頭の中でブツクサ文句を言いながら、とりあえず、怒ったりはせず、「励まして」みる。
でも結局やらないので、仕方なくあきらめる。

そのくり返し。

・・・

私はついつい、長男に ”根性なし”のレッテルをベッタリと貼り付けていた。

もうすぐそこに、そのレッテルが外せる日が来ることを知らずに・・・

長男と私(5)に続く